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1.キモカワイイとの出会い ページ1

【おむすびころりん】まぁ誰もが一度は聞いたことがあるであろう昔話、この話ではおむすびは落としたけど金銀財宝貰えた〜!的な話だった。言うて詳しくは覚えてない

ーーー
遊園地に遊びに来ていた私はキッチンカーで適当に昼飯を買った。まだ熱々のうちに唐揚げを食べようと、ベンチに座ってパックを開くと....
なんと、輪ゴムを外した途端に蓋が勢いよく開き、中身が飛んでいくではありませんか!!
私の膝の上から空中に羽ばたく唐揚げ。いつもは飛べないのに、なんて感動したのも束の間
アスファルトの上をすってんころりんと転げていく唐揚げ
「三秒ルール!!」と心の中で叫びながら他の唐揚げを口に突っ込んでから追いかけた

なんと言う事でしょう。私の50メートル走のタイムは五年連続7.8秒、微妙だが速い方だと自負していた!なのに、どんどん離れていく唐揚げとの距離。息が切れ始め、心臓がバクバクと脈打つのが分かる。これが...恋?

人混みを掻き分け夢中で君(唐揚げ)を追いかけた。もう、食べられないのに...
やっとの所で唐揚げは歩みを止めた。そのせいで全速力で追いかけていた私は急ブレーキが聞かず、思わず唐揚げを踏み潰しそうになってしまった!....がそこに現れたのは、

どギツイ色のドーナツ?見たいな生き物?だった。運が良いのか悪いのか、唐揚げに近寄る"それ"
(このままじゃ、コイツまで殺すことに...?)※比喩です
いたたまれなくなり、避けようともせず目をつむる。(南無阿弥陀仏...)___

まぁ無理に止まろうとしたせいで、綺麗に着地できる筈もなく。グキッという嫌な音と共にアスファルトにキスをする。(しぬ...しぬる..泣)あまりの激痛に泣きながらも体を起こす
そんな中、ドーナツちゃんを潰してしまったかもしれないという不安に駆られる。すると、足に何かが触れる感覚がした。驚いて目をやると、

「ダイジョーブデスカ?」

ピンクとパープルの色をしたマスコットキャラのようなドーナツがいた。
大丈夫?と心配してくれる言葉は、爛れた喉で無理やり絞り出したかのような声だった
(キモカワイイとはこの事か。)____Aは「キモカワイイ」をおぼえた!____

「大丈夫だよ〜...」大粒の涙と二筋の鼻血を流しながらそう答える
「ヨカッタ!」

どうやら目が見えないらしい。※見えてます。

2.抱きしめたいけど殴りたい→



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あめ - めちゃめちゃ面白いです!!まさか妹設定もあるなんて歓喜しました。更新楽しみに待ってます! (2月28日 8時) (レス) id: a85ab24ed5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:尊いの飛び出し注意です | 作成日時:2024年1月23日 17時

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