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7 お見通し ページ7
「おはよっ、リーダー。」
「あぁ...、おはよ....。」
人一倍気ぃつかいの相葉ちゃん。
「ごめんな......。」
「なに言ってんのっ、今日も元気に行くよっ！」
ポンと肩を叩かれた。
俺のせいで
大切なものが壊れてしまいそうになってるなら
いっそいなくなってしまった方がいいのかもなんて
思ったりして。
「.........バカな事考えてんじゃないよ。」
目の前に現れた二ノが
一言つぶやいた。
「......なんだよ、バカな事って。」
「見てりゃわかるんですよ。貴方がなに考えてるかなんて。」
視線を手元から俺に向けて
じろりと睨んだ。
「わかるわけ....ねぇじゃん。」
そんな俺の強がりすらも
見通したと言わんばかりに
二ノは鼻で笑った。
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作者名：ちび
| 作成日時：2013年3月7日 16時
