今日:8 hit、昨日:9 hit、合計:21,095 hit
小｜中｜大
30 またまた突然／J ページ30
リーダーと翔さん
２人が智佳ちゃんとドングリ拾いをし始めて
「櫻井さんっ、こっちこっち！」
智佳ちゃんがそんな風に翔さんに
声をかけるようになった頃
俺はすっと彼女に近づいた。
「すみません、またまた突然で。」
「...いえ....。」
「一番心配してる人.....。」
俺は翔さんに視線を送って
彼女にそう言った。
「あ......。」
「きっと貴女に聞きたい事がたくさんあるはずなんですけど、」
「.......。」
「俺は貴女と智佳ちゃんといるリーダーを見るのが一番伝わると思って。」
「......智くんから大切なものを奪うつもりはありません。」
「ん....。わかってます。」
「甘えてばかりで.....本当にごめんなさい。」
「いいんじゃないですか？今まで頑張って来たんでしょ？」
「え......。」
「行きましょうか。」
彼女の返事を待たずに
俺はカノジョのもとへと歩き出した。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 16人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちび
| 作成日時：2013年3月7日 16時
