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18 お約束 ページ18
「へ？」
「だから.....あんなこと聞いたの？」
小さい心で
そんなこと思ってたのか。
「違うよっ。そんなこと気にしてくれてたの？」
「だって......。」
「おいで。智佳ちゃん。」
ポンと膝を叩くと
ちょこんとその上に座った。
「ごめんごめん。違うんだよ。呼び方なんてどうでもいいよ。
智佳ちゃんと、智佳ちゃんのママのそばにずっといたいって思ったからさ？」
「ホント？」
「ホント。」
「ずっとそばにいてくれる？」
「おぅ。ずっといるよ。智佳ちゃんがもうイヤだよ〜って言ってもずっといてあげるから。」
「そんなこと言わないも〜ん。」
「ホントかなぁ？」
カノジョがやっと笑った。
ぎゅっと抱きしめると
「苦しいよぉ、智くんっ。」
鼻の奥の方がつんと痛くなった。
「智佳......？」
「なぁに？」
「智佳のパパの分まで......一緒にいるからね...？」
「智佳は.....智くんのこと、だぁい好きだよっ。」
「....ありがと.....。」
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作者名：ちび
| 作成日時：2013年3月7日 16時
