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壱馬「まあ俺は、オオカミ云々の前に恋愛が先やけど。」
A「もし、好きな人がオオカミだったらどうしますか？」
壱馬「…もう、それでもいいかなって思ってる。」
A「……どうして？」
壱馬「オオカミやったとしても、過ごした時間は嘘じゃないって思うから」
A「そう思える人…いるんですか？」
壱馬「どうかな。それは秘密ってことにしとこ笑」
壱馬はそう言って笑ったが、Aの顔は暗くなる一方だった。
横澤『なんでこんな…うまくいかないんだろう』
Ami『ね…』
その時…
Aが机においていた携帯が鳴り、LINEが届いたことを知らせた。
横澤『え？』
Ami『このタイミング？』
壱馬「LINE？」
A「うん。…樹くんです」
樹樹です。太陽LINE使います。
壱馬「今アトリエで作業中やないの？」
A「今日…来てない人もいるっぽいです」
壱馬「あ、そうなん？」
A「スダンナと楓ちゃんは仕事って言ってました」
壱馬「そういや慎も仕事って……え、？」
A「…え？！」
驚いたように携帯を見る2人。
横澤『なになに？！』
Ami『ねえAちゃんだよ！絶対そうだ！！』
樹Aちゃん、今度の日曜日あいてる?
横澤『ええええーーー！！！』
Ami『ほらぁーー！！ほら！ほらほらほら！』
A「嘘…嘘でしょ」
壱馬「めっちゃビビるやん笑」
A「だって樹くん全然話したことないのに…」
壱馬「そうなん？浴衣でデート行ってなかった？」
A「でもあれはグループでだったし…」
壱馬「落ち着け笑」
A「嘘でしょ…どうしよう…」
壱馬「とりあえず返信して。な？」
A「…はい…」
Aは不安げな顔のまま、スマホで返信を打つ。そのAの様子を、壱馬は刺すような瞳で見つめていた。
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オオカミちゃんは誰だ?
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美紀 - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2020年10月6日 16時) (
レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
壱 - 凄く読んでて楽しいです、ワクワクします！ (2020年6月7日 2時) (レス) id: d0d6c03ddd (このIDを非表示/違反報告)
蘭の花(プロフ) - すずさん» 慎くんもひそかに人気ですねー笑、ひきつづきよろしくお願いします(^^) (2019年12月8日 20時) (レス) id: 517b3b5b29 (このIDを非表示/違反報告)
蘭の花(プロフ) - starさん» さあこれからどうなっていくのでしょうか、お楽しみに(^^) (2019年12月8日 20時) (レス) id: 517b3b5b29 (このIDを非表示/違反報告)
蘭の花(プロフ) - みっちゃんさん» さあどうなるのか…お楽しみに(^^) (2019年12月8日 20時) (レス) id: 517b3b5b29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蘭の花
| 作成日時：2019年11月15日 21時
