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家に到着してしばらくして望くんからの着信が入っていたことに気付き、かけ直すとすぐ声が聞こえた。
『もしもし』
望「もしもーし、着いたか？」
『うん、ごめんね荷物整理してた』
望「ええよええよ。どう？疲れたやろ？」
『そうだねー…終わったーって感じかな笑』
望「A頑張ってたもんなぁ」
えらいえらい！なんて優しく言うからもう既に会いたくてつい涙が溢れる。
『望くん会いたい』
望「どうした？珍しいなぁ笑」
『何もない』
望「ごめん、ちょ寒いから風呂入ってくるわ！」
『分かった』
でも望くんは一度も私に会いたいと言ったことがない。
こうやって毎回軽く流されて終わり。
前から温度差を感じることはまぁあったけど、今日ぐらい応えてほしかった。
思わずスマホをベッドに投げリビングへ向かうとガヤガヤと聞きなれた声。
「A大ちゃん来てるよ〜」
お母さんが飲み物を注ぎながら言う"大ちゃん"とは近所に住んでるお兄ちゃんで昔からの仲。3つ上の重岡大毅。
大「おー久しぶりやな！」
『くつろぎすぎじゃん』
大「もう我が家みたいなもんやからな〜」
このソファーお気に入りやし！と脚をバタバタさせる姿は昔から変わっていない。
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蒼乃碧(プロフ) - 初めまして。大ちゃんの登場にちょっと吹いたり、離れ離れが決まってるのでしんみりしたり…更新楽しみに待ってます^_^ (2022年9月23日 1時) (
レス) @page46 id: b2e7866667 (このIDを非表示/違反報告)
てら - 更新して欲しいです (2022年7月22日 0時) (レス) @page44 id: cd11592684 (このIDを非表示/違反報告)
加奈子 - 更新が24で止まってるんですけど…めっちゃ楽しみにしてます (2022年1月9日 20時) (レス) id: ba2cff1722 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ria | 作成日時：2021年9月30日 12時
