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Nozomu
智「今日こそ行くで」
望「俺はええって」
智「いつまでも会わへんつもりなん？」
望「いやそういうわけちゃうけど」
「中途半端にA振り回すのやめてくれない？」
流「ほんまそれ」
なかなかAに会いに行く勇気が出なかった俺。
3人に連れられてやっと病院に来る事ができたが、到着するなり2人きりにされ若干の気まずさ。
望「あの日、ほんまにごめん」
『…なんで望くんが謝るの？』
望「俺が追っかけたから」
『望くんは悪くないよ』
望「あと、女がホテルがどうとか言ってたのちゃうから」
そう誤解を解いても信じれへんと言うように俯くA。
『大丈夫、もう私の事は』
望「え？」
『忘れて…って最初からそんな関係じゃないか笑』
望「…俺はAの事が好きやで」
『じゃあ…なんであの時2人で…』
望「ごめん、会わへんと納得せーへんと思ってん」
『そう…』
望「お見舞いも色々思い出して来れへんかった」
『昔の彼女さん？』
望「うん」
Aになら話せる、なんとなく受け止めてもらえるような気がして過去の事を全て話した。
望「あの日な、雨が降ってて元カノを家まで送り届けて丁度家に着いた頃、元カノの親から連絡が来たねん。
俺が送った直後また出て行き事故にあったと。
傘をさすのも忘れ走って病院に着いた頃には手遅れやってん。
病院の静かな感じとか、独特な匂いとか、雨が降っても未だに思い出す」
『そっか、何も知らずにごめんね』
望「Aが謝ることちゃうよ、結局俺と会った後に会ってたのが友達やったねんなー。浮気されてたねん笑」
『うん…』
笑って話す俺とは違ってAの目には涙が浮かんでいた。
連られつい泣きそうになるのを抑え、手を頭に添えるとさらに目が潤む。
望「泣くなって笑」
『泣いてないっ…』
見た目から嫌煙され続けた俺の為に泣いてくれたA。
もう誰も好きになれへん、なりたくないと思ってた俺を変えてくれるような気がした。
望「もう間に合わへんかな？」
『え…いや、え？』
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蒼乃碧(プロフ) - 初めまして。大ちゃんの登場にちょっと吹いたり、離れ離れが決まってるのでしんみりしたり…更新楽しみに待ってます^_^ (2022年9月23日 1時) (
レス) @page46 id: b2e7866667 (このIDを非表示/違反報告)
てら - 更新して欲しいです (2022年7月22日 0時) (レス) @page44 id: cd11592684 (このIDを非表示/違反報告)
加奈子 - 更新が24で止まってるんですけど…めっちゃ楽しみにしてます (2022年1月9日 20時) (レス) id: ba2cff1722 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ria | 作成日時：2021年9月30日 12時
