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『ん…』
目を覚ますと繋がれた点滴、顔や腕には止血のガーゼが貼ってあってどうも違和感。
私はどうやら病院に運ばれたらしい。
たまたま部屋にいた看護士さんは「ちょっも待っててくださいね」と出ていった。
まだ頭がぼんやりする中、無機質な天井を見上げ記憶を辿る。
望くんの手を振り払い信号を渡った後、左側でドンッと凄い音がした。
その瞬間に1台の車が私の方向に真っ直ぐに進んできて、そこからの記憶が一切無い。
幸い、その車はガードレールで停止して直接ぶつかることは無かったが近くにいた私にガラスが飛び散ったらしい。
そして応急措置をされて、麻酔から覚めるまで既に丸3日が経過していた。
「A！」
流「心配させんなって」
「本当にっ、よかった…！！」
『ノア泣かないで！可愛い顔が台無しだよ〜笑』
智「ほんま無事でなによりや」
毎日お見舞いに来てくれてたノアたちが看護士さんに連れられて部屋に入ってきた。
流「あれ？」
『ん？』
流「なんしてんねん」
『望くん…』
最後尾の流星くんが廊下から引っ張ってきた望くん。
少し痩せていて、疲れてるように見えた。
望「…怪我、大丈夫？」
『うん、大丈夫だよ』
望「そっか」
『うん』
流「じゃー俺らは行くか」
智「せやな！ノア行くで〜」
『え？もう？』
「…望、あんた次やらかしたら許さないから」
望「分かってるって」
気を使ってなのか3人はそそくさと病室を出て行き望くんと2人きりに。
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蒼乃碧(プロフ) - 初めまして。大ちゃんの登場にちょっと吹いたり、離れ離れが決まってるのでしんみりしたり…更新楽しみに待ってます^_^ (2022年9月23日 1時) (
レス) @page46 id: b2e7866667 (このIDを非表示/違反報告)
てら - 更新して欲しいです (2022年7月22日 0時) (レス) @page44 id: cd11592684 (このIDを非表示/違反報告)
加奈子 - 更新が24で止まってるんですけど…めっちゃ楽しみにしてます (2022年1月9日 20時) (レス) id: ba2cff1722 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ria | 作成日時：2021年9月30日 12時
