最低男

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Ryusei




高校に入って望と遊ぶようになって、モテてんのに彼女を作ろうともせーへん望に聞いたことがある。






流「お前何で彼女作らへんの？」


望「んー？別にいらへんから」


智「もったいないなー」


流「しかも女と遊ぶ時絶対俺か神ちゃんの後ろに乗るように言うやん」


望「ええやんそんくらい！俺は女は乗せへんの〜」







元カノが死んで、「もし俺が運転してたせいで事故にでもあったら責任とれへん」と聞いたのはまだ先の事やった。





でもキャンプの日、アッサリとAを後ろに乗せた。


何となくやけどAと話してる望は今までの女とはどこか態度が違う気がする。







望「聞いてや！昨日の女まじで簡単やったで！紹介しよか！？」


流「ええわ」


望「もっと話広げてや！」


智「次はどこの子なん笑」


望「昨日はな〜なんか話しかけてきた奴で〜…」





たまにAの話になると不機嫌になって苛々してるけど、自分では何でか分かってなさそう。


そして本人は違う女と遊ぶ毎日。



ちゃんと自分で気持ちに気付いて変わらんと意味ないから、俺らからは黙っておこうと神ちゃんと話したが、最近は更に女遊びがヒートアップしてる気がする。






智「で、付き合うん？」


望「俺は誰とも付き合わへんよ！」





なんてゲラゲラ笑う望のスマホにはAの連絡先は入ってへんらしい。

これじゃ進むもんも進まへんわ。







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