Sweet Lovestory …

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緑side






赤「神ちゃん…」


緑「運転中やん…」







するり、と助手席に乗り替わったしげ。



つまり、それは隣にしげがおるってこと。







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赤「そんなんどうでもええねん…」


緑「シートベルトして。」


赤「神ちゃん…なんで泣いてるん…」


緑「目にゴミ入った。」







案外、心は冷静でおるみたいで

言葉が荒がることも無かった。


このまま、このまましげにばれませんように…








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この恋にはちゃんと蓋をしなあかん。






やけど、せやけど…







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赤「手…痛めたん…」


緑「っぇ……しげ、運転中…」


赤「片手でも運転できるくせに、」







さっき痛めた少し腫れてる手を掴み

悲しそうな目で手を見つめる。



なんでそんな些細なことに気づくんよ…





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赤「いつも失敗なんかしいひん神ちゃんやのに。

今日はほんまに何か変や。」


緑「別に、何ともないけど…？｣







赤「独り言やと思って聞いてな。

俺さ神ちゃんのことほんまに大切な存在やと思ってんねん。

マネージャーやからとかそれ以前に。

果耶ちゃんのことやんな…？




一応、俳優やしそのちゃんと？

するから…」








ｷｷｨｰ ｰ








赤「びびったぁ…

え、なに…って神ちゃ、」


緑「…大丈夫、やか、ら…っ」


赤「なんで泣いてるんよ、

なぁ、なんで？」








緑「あかんねん、こんなん…

許されることちゃうねんか！！！





しげのことがずっとずっと好きやったなんて……」


赤「ぇ…？」









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ゆらゆらと揺れる視界。



驚いた目で見つめるしげ。





あぁ…やってしまった。




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もしよろしければですが

評価の方よろしくお願いいたします…

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