鯨17 ページ17
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続いては-と、VTR上で流れるナレーションの声と共に映し出された、いつぞやの妻と共に助けて貰ったイケメン少年の子が出てくる。身長もあの頃よりも更に高くなって、思わず呟いた言葉は多方面に座ってる同じチームメイトと被って出てきて、それ含めて思わず笑ってしまう。
よく見知った顔立ちのイケメンの子。ふんわりとした空気感がやけに心地が良くて、はるかに年下で、どんなにウザ絡みしても相手をしてくれる大人な子。
浜田｢意外な組み合わせやな、なんか笑｣
長友「そうですね笑
年齢も結構離れてるんですけど、結構大人なんですよ」
浜田｢遊ばれてへんの？笑｣
長友「遊ばれてはいます笑」
浜田｢バレーで？｣
長友「いや、それがサッカーも上手なんですよ。
前にふしの家でホームパーティに呼んでもらった時に、
お家の庭で、ふしの兄弟と僕とで遊んだら、
まぁー、足捌きが上手でしたね笑」
浜田｢あいつ何でもかんでも遊ぶんやな笑｣
確かに
日本みたいに部活が学校にはなくって、それぞれ習い事としてクラブに所属してる形ではあるものの、兄弟が多いからかAは本当に何でもできる。
それに人がいい
鯨伏家自体、色んな人との繋がりがある。Aが所属してるバレーチームの人達もいれば、その他のスポーツ選手がいたり、近隣の人や友達も多くて。愛梨と一緒に来た時には病院関係者とかの人もいて吃驚した。
色んな繋がりを持ってる人だからこそ、トルコとかフランスに行っても何となく安心ができた。
ｽﾀｯﾌ｢スタジオに長友さんいらっしゃいますが、
何か最後にありますか？｣
「最後、そう、ですね…何か、
あ、あの僕が大学に受かった時にご報告した時に、
車をプレゼントするって仰っていたんですけど、あの、」
浜田｢そんな事言うたん！？笑｣
長友「はい笑」
「あの、父と母にお下がりで頂いたので、
それ以外でお願いします」
｢｢ はははっwww ｣｣
長友「マジか笑」
浜田｢それ以外やて笑｣
長友「ちょっと後で連絡しときますw」
浜田｢あいつホンマに読めへんわぁ笑｣
長友「あの、それは本当にそうなんですよ笑」
浜田｢何、なんかされたん？笑｣
長友「されたと言うより、あのー、笑
ドイツに篤人の試合を見に来た時に、一緒に行ったんですよ」
浜田｢おん笑｣
長友「ふしは"香川選手のが欲しい"って言った瞬間、
篤人からサイン付きのユニが飛んできて、
マジで不思議そうな顔してましたね笑」
｢｢ っはははwww ｣｣
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作者名：LuV | 作成日時：2022年11月7日 12時
