厄介ファンに変わりはない！【三途春千夜】

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「みょんたんみょんたんって遺言みてーに言ってんだけど」



げ、さっそくボロが出てるやんけ三途春千夜

部屋覗かれないだけマシか




「つかお前らって知り合いだったんだな。この前事務所に来た時ももココに会うとか言っといてどーせこいつとエンコーしてたんだろ」

『はぁ！？なんですかその言い方！あんな奴に求める利益ないっすから！！』

「ひでぇ言い方だな」



そこまで言われてついこの前、自分から体を捧げようとしていたことを思い出してしまった

今思えばあれは……確かにエンコーもどきだったよな………




うわぁぁぁ！思い出すだけで寒気するぅ！！



「何でもいーけどここに転がってんのマジで邪魔だから何とかしろ」

『いや、私のせいなんですか』

「お前の名前呼んでんだからお前のせいだろ」


Mｒ.理不尽だなこの男

そいつにとっての"みょんたん"は私のことじゃないんよ

架空の人物なんよ





まあぶっ倒れてる理由なんて検討つくけどさ



『………意識はありますかね』


「あぁ、ボソボソ喋ってるから多分……あ、今蹴ったら起きたわ」




蹴りなさんな





『とりあえずベットシーンはないから安心しろって言ってあげてください』

「何の話だ？」

『こっちの話です』

「何言ってっか分かんねぇから電話代われよ」

『やです！！仕事中なんで！んじゃ！！』

「あ、おい、まっ……」


力任せに通話を終わらせた

着巨完了

再び着信がなることはなかったので良しとしよう





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