【獄都事変×APヘタリア】鬼に憑かれしその少女、獄卒なり（ギャグあり！ｗ）パート２!

獄卒48 ページ26

貴「あ、メスが飛んできたｗ
凄く痛くないｗ←」



コツ…コツ…と、ヒールの音がする。


音の方へランタンを向けると、血塗れの顎から上がない看護婦さんが一人、
頭にメスが刺さっている医者が居た。



貴「……マジか」



医者の方は口をモゴモゴさせているが、
舌を切り取られており喋れなかった。



看護婦さんは勿論目も耳も無いからフラフラしている。




貴「……ちょっと、お医者さん」



医者には手招きをして近くに来させ、
看護婦さんには手のひらに文字を書いて近くに来させた





貴「お医者さん、今からメモ帳とペンを出すので、
ワタシの質問に答えて貰えませんか？」



そう言うと、医者は頭を縦に振った。



次に、Aは看護婦の手を掴み、手のひらに文字を書き始めた。




“今から横にいるお医者さんと一緒に質問に答えてもらいます
yasなら右手を、noなら左手を挙げて下さい”




そう書くと、看護婦は右手を挙げた



貴「では…あなた達は、ここに住み着く怪談ですか？」





医者にはそう聞き、看護婦には


“他に仲間は居ますか”




と質問した。



医者は紙に、“はい”と書き、看護婦は右手を挙げた。





貴「…ワタシは今、看護婦さんに他に仲間は居ますか、と質問しました。
……他の方にもお会いしたいので、
一度一階のエントランスに集めて貰ってもいいですか」




医者は、少し躊躇ったが直ぐに紙に
“わかりました、すぐに集めます”
と書き、手術室を出て行った。




Aは、看護婦にエントランスに行くよう伝えた。

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