【獄都事変×APヘタリア】鬼に憑かれしその少女、獄卒なり（ギャグあり！ｗ）パート２!

獄卒35　　　 ページ11

貴「……どうした、東斗。
まぁ、別に言わなくてもいいんだぞ？」


横で東斗と紗代が震えている。


紗「…ゃだ…言いたくない、言いたくない、言いたくないッ……！！！」


紗代が暴れ始めた。


貴「…紗代、目を覚ませ。
…紗代！！」


いくら呼び掛けていても、反応がない。


紗「ごめんなさぃ…だから、折らないで…！
やだ、ゃだ…！！」


東「どうしよう…！」

横では東斗が泣きそうな顔をしている。


貴「…しょうがねぇか」


後ろに回ってトォン！←


貴「少し手荒な真似をしたか…
すまない、今日は帰らせてもらう。

それと、何かあったら此処に電話しろ。」


殴り書きだが、自分の携帯の番号を書く。


貴「…では。」


紗代を姫抱きにし、東斗と会議室をでる。


途中、国達の声が聞こえたが、獄都に戻った。




紗代の部屋



＿＿＿トサ…


額に濡らしたタオルを乗せ、部屋にある椅子に座る。


貴「すまない、東斗。
ワタシが繊細しなければ、こんな事にならなかった…」


紗代の髪の毛をサラサラと整えながら言う。


東「………いいんです。
紗代ちゃんは元から精神が弱くて、
リ.ス.カ.を止めて慰めるのは、僕の仕事だったんで。

……亡者になったら、気が強くなって…
でも、大勢の大人の前では、昔みたいになっちゃっｔ…！？」


東斗は言葉を続けなかった。
いや、続けられなかった。

何故なら、Aに抱きしめられていたからだ。


貴「もう、話さなくていい。
辛かったろ？
…部屋に戻って、ゆっくりしておくといい。
紗代は、ワタシが看病しておくから(苦笑」



こうして、ワタシは一睡もせずに看病をしていた。

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