ホークス球団職員ちゃん3

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(優勝旅行ver.)
(in ワイハ〜)




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「ねえバヤシ」
「なんですか」
「柊太さんといっつも一緒にいるよね」
「そうっすか？」
「チームで噂になってるよ」
「なんて？」
「……………2人はできてるって (笑)」
「ほんとやめてください…」





・





ご飯を食べるのも
ロケで海へ行くのも
移動する時のバスでも
現地でのショッピングも
SNS映えの写真を撮るのも
誠知くんの横は全部柊太さん





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「一緒に回ろって約束したじゃんか〜〜！」
「明石さんとこ行ったらいいじゃないすか」
「バカバヤシ〜！！！」
「うえばやしです」






・





「もう怒った！！
たけしょーと回ろ〜っと！」


そう言って
その場から立ち去ろうとした時







「すみません冗談です (笑)」




誠知くんが、後ろから
私の首に腕を回した





・






「離せ」
「嫌です」
「なんで」
「たけしょーさんとこ行くもん」
「行くよ」
「だから離しません」
「バカバヤシ」
「はいバカです」





・





「ところでAさん」
「ん？」
「なんで拓也さんなんですか？」
「えっ？」
「………俺にしとけばいいのに」
「誠知くん、？」
「いや、冗談です (笑)」







“ 行きましょ ”

そう言って
私の手を握って
歩き出した誠知くん






・







私の手を引っ張りながら
前を歩く誠知くんの背中が
いつもより小さく見えました






・




(ハワイのご飯全部うめぇや！)
(Aさんってめっちゃ食べますよね…)




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