ホークス球団職員ちゃん3

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＊







パレードとファンフェスも終えて
ようやく今年も一区切り。






・






「つかれた〜〜、！」



事務室でググっと体を伸ばしていると、





・






「おつかれA」
「甲斐くんー」






もうみんな帰ったはずなのに、
甲斐くんだけはそこにいて。





・






「全然Aかまってくれんから
今日、俺ずっとスネてた！」

「だって今日忙しかったもん〜」
「じゃあ今はもう忙しくない？」
「うん、もう大丈夫だよ？」








そう言うと、








「A〜〜〜」




腕を広げて私に近づいてくる甲斐くん





「ちょっと、ダメ！」
「えーなんでえ」
「誰かに見られる」
「誰もおらんて」
「警備員さんはいるもん」
「まだ俺に我慢させるんか」
「帰るまで我慢してよ」






・





私のその一言にニヤっとした甲斐くん




「じゃあ今日は俺ん家やな」
「ええ、やだ」
「やだちゃう決まり」




・








“じゃ、帰ろ！”




そう言って、
私の腕を引っ張って駐車場へ。








・





(しばらく休みだからデートしよ)
(どこいく？)
(甲斐くんとならどこでも〜〜)
(う゛かわいい！！！！)






・

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