声優界のモテ男と歌姫【中村悠一】

声優界の歌姫11 ページ12

♪♩♬♩♬♪♩♬



「これでどうですか！」




中村「言う事無しだ。お疲れさん」




そう言いながら頭を撫でてくれる悠一さん。




少し口元が緩んでしまう。




中村「で///聞いて欲しいお願いってのは‍？」




あっ、すっかり忘れてた。




「悠一さん、私と」




中村「Aと///」




「今流行りの恋ダンスを一緒に踊って欲しいんです！」




中村「……へ‍？」




あれ‍？なんか悠一さんの顔が。




中村(俺の思ってた事と違って、なんか安心)




「悠一さん、……ダメですか‍？」




中村「上目遣い止めなさい///サビの所だけな？」





「ホントですか！悠一さんありがとうございます！では早速…」




私はスマホのカメラを作動し、録画モードにした。




中村「Aさんよ、載っけるきか！」




あ、嫌だったのかな？




「嫌ですか？」




中村「はぁ…聞いて欲しいお願いなんだろう？///恥ずかしいけど、いいよ。……ただし交換条件付き」




交換条件‍？なんだろう？




「条件は後で聞きますから、やりましょう！」




中村「わかったわかった。少し練習させて‍？ぶっつけ本番は無理」




「はい(ﾆｺｯ」




それから30分位練習をして、音楽を掛けながら恋ダンスの動画を撮った。




それをTwitterに載せた(悠一さんとの写真付きで)。




「悠一さん、交換条件ってなんですっ(ｷﾞｭｯ……っ！？」




条件の内容を聞こうとしたら、突然と悠一さんが私をギュって抱きしめた。




「ゆっ///悠一さん‍？‍？」




中村「俺の条件……今日は甘えさせて‍？」




普段は大人の男性であって、私を子供扱いする悠一さんが、子供っぽくなった瞬間だった。




悠一さんにも可愛い所があるんだ。




「わかりました。思う存分甘えて下さい」




中村「ありがとな。A」



新曲の振りと恋ダンスを終わった後、悠一さんは子供のように甘えたのであった。





......................................................

次書く話は、夢主さんが載っけたダンスの内容です。

声優界の歌姫12→←声優界の歌姫10

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す