兄妹?いえ、違います【キルア】

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コンコン←ノック音


A「パパー、いるー?」


パパの部屋のドアを軽くノックして大声で呼ぶ。

でも、誰も出てこない。

そんな私の背後を、2番目の兄、ミルにぃが通った。


A「あ、ぶーちゃん!」

ミルキ「誰がぶーちゃんだ!!??」

A「ごめんごめん；；ねぇ、パパ知らない?」

ミルキ「さぁ?」

A「ママは?」

ミルキ「ママなら―――――――――」


全くもう、どうなってるのよ!

パパとママは愚か、イルにぃ、キルにぃ、カルトまでいない。

こうなったら、アルカのところにでもいくか。

大丈夫!暗証番号も知ってるし♪

重たそうな鉄の扉を次々に開け、最後の扉が開くと、とても可愛い弟のアルカがいた。


アルカ「あ、おねーちゃん!」

A「アルカァ〜//」


入った途端、アルカに抱き付かれた私。

ついつい、口元が緩んでしまう。


アルカ「おにーちゃんは?」

A「キルにぃはね、今日はいないの。」

アルカ「そっかー……まぁいいや。」


そう言って、アルカはぬいぐるみを持ってきた。

それを私に差し出して………


アルカ「ね、遊ぼ!」


と満面の笑顔で言った。

遊んでいるとあっという間に時間が過ぎ、試しの門近くからキルにぃ達の気配がした。

私はアルカに一言言って、急いで部屋から出ると、これまた急いで自分の部屋に戻った。

戻っている途中、全速力で走っているときに、キルにぃと遭遇。


キルア「………っ!?何してんだよ；；」

A「コソ))ちょっとアルカのとこ、行ってたｗｗ」


キルにぃには話しても大丈夫、だけど他の人に言うと半殺しにされちゃうから小さい声で………

キルにぃも納得してくれたみたいで、複雑なことにはならなかった。

ていうか、結局パパ達に聞けなかったなー………

4→←2　キルアside*

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