ななつ ページ9
清光「はい！あるじ！資源持ってきたよ！」
和桜「ありがとう。っていうか？無傷？！凄いじゃない！！」
清光「えへへ！ありがとう。でも…ちょっと傷はあるんだ。手当してくれる？」
和桜「えぇ、もちろん…三日月も清光と一緒に手入れ部屋に行きなさい。」
三日月「…あいわかった」
三日月と清光は手入れ部屋に向かった。
和桜「さてと…準備しなくちゃ」
和桜は独りで呟きながら手入れ部屋に向かった。
Aside
私は自分の部屋に戻って１人で絵を書いていた。
小狐丸は今、お菓子を持って来てくれている。
トントン
突然戸から音がした。
『誰ですか？』
私がそう聞くと、小狐丸だった。
小狐丸「ぬしさま…雪様がお呼びでしたよ。手入れ部屋におられますので」
『はーい。小狐丸は？』
小狐丸「私はここで待機しているように言われましたので」
『そうなの？わかった！ちょっと行ってくるね！』
私はスキップをしながら手入れ部屋に向かった。
手入れ部屋に行けば清光が私に気づいた。
清光「あるじ！琴が来たよ〜」
すると手入れしていたお母さんがこちらに来た。
和桜「せっかくの機会だし、手入れの仕方を覚えておきましょう。」
『はーい！』
三日月「琴音…」
後ろから声がして、振り向くと三日月さんが本体を私に渡してきた。
三日月「琴音、俺を治してくれるか？」
和桜「え、流石に天下五剣のあなたでは、ハードルが高いのでは？それに琴音にもそんなに力がないわ」
すると三日月さんが一瞬お母さんを冷徹な目で見た気がした。
三日月「心配には及ばぬ。そんなに怪我はしていない。故に霊力を使う事も少ないはずだ。」
『やってみる！』
そう言って自分の手入れ道具を取り出して、慎重に手入れを始めた。
なかなか上手く出来ず苦戦していたけど、三日月さんは文句ひとつ言わずにただ待ってくれていた。
和桜「琴音、変わろっか？」
私に少々疲れが見えたのか、お母さんは私の手に添えようとしたその時、
三日月さんの手が間に入った。
三日月「琴音にやらせよ…もうすぐ終わる。」
すると、お母さんは渋々了承し、部屋を後にした。
清光「琴！頑張って！！」
『うん！頑張る！！』
清光も、そう言って部屋を後にした。
粉を何度もポンポンしても、傷が全く塞がらない。
私は少し焦りをおぼえた。
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舞美(プロフ) - この作品好きです最高ですありがとうございます。これからも無理せず頑張って下さい(スライディング土下座) (2018年4月16日 17時) (
レス) id: 255c96dc1d (このIDを非表示/違反報告)
にゃんちゅー - 面白すぎてやばいです。。。はよ続き見たくて仕方ないので無理のないくらいに頑張ってください！ (2017年11月2日 16時) (レス) id: efefd20e2f (このIDを非表示/違反報告)
ももたろす(プロフ) - この作品大好きです(；＿；)これからも頑張ってください応援してます！ (2017年10月21日 23時) (レス) id: 2734e17d0f (このIDを非表示/違反報告)
残念なイケメン系女子(プロフ) - 良いですね!!ヤンデレ三日月!!やっぱり三日月って眼が恐そうなイメージあります!! (2017年10月16日 1時) (レス) id: 3a6694e634 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紀ヒロ | 作成日時：2017年10月1日 23時
