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むっつ ページ8

Aside

あの後、何とか三日月さんに離してもらった。

清光「そんじゃ行ってきまーす!」

和桜「行ってらっしゃい。気を付けて」

『行ってらっしゃい!』

小狐丸「怪我はしないように」


清光「任してとけ!琴もいい子にしてるんだよォ!あるじ!帰ったら可愛がってね!」


和桜「えぇ。わかったわ」


すると清光は嬉しそうに本丸を出た。


三日月さんは何故かお母さんではなく、私の頭を撫でて、本丸を後にした。



小狐丸「三日月…ぬしさまを主と間違えているのでしょうか。」


小狐丸がお母さんに話し掛けると、お母さんは首を横に振った。



和桜「いや、私が彼の主だという事は理解しているわ。」


小狐丸「では何故…あのような行動を」

小狐丸が私を見ながら少し困った表情をした。


和桜「最初から違和感があったの…」


お母さんがぽつりと呟いた。


『違和感?』


すると突然どこかへ歩き出してしまったので急いで追いかけた。


ついた場所はお母さんのお部屋…審神者部屋だった。


私達が入ったのを確認すると、戸を閉めた。


和桜「ここの方が話しやすいわ」


小狐丸「?」

『?』


私と小狐丸は1度お互い見合った。

特に意味はなかったけど、


するとお母さん少し笑った後…話し出した。


和桜「最初に彼が来て、私が審神者である事を理解した後、すぐに琴音に関心が行った。」



小狐丸「しかし、それは普通の事では?」


するとお母さんは小狐丸の言葉に頷いた


和桜「確かにね、そこまでは普通よ。でも、あの後審神者部屋に連れて行って、部隊の説明をしている時も、琴音の事をじっと見ていたわ。」


『そ、そうなの?』


小狐丸「三日月とぬしさまをあまり近づけない方が良いのでしょうか」


するとお母さんは立ち上がり、机にあった何かを取り出し、私の服の胸ポケットにしまった。


『今のはなに?』


和桜「御守りよ…。何かあったら、あなたを助けてくれるはずよ」


小狐丸「ぬしさま…この小狐めにも、ぜひとも守らせて下さい。」



『あ、ありがとう。でも…神様に御守り効くの?』


和桜「大丈夫よ。これは政府の人に貰った特別の御守りだから。」


そう聞くと凄く安心できた。


清光「あるじ〜!!帰ってきたよ〜!!」


突然玄関の方から声がしたのでお母さんは慌てて玄関に向かった。

ななつ→←いつつ



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舞美(プロフ) - この作品好きです最高ですありがとうございます。これからも無理せず頑張って下さい(スライディング土下座) (2018年4月16日 17時) (レス) id: 255c96dc1d (このIDを非表示/違反報告)
にゃんちゅー - 面白すぎてやばいです。。。はよ続き見たくて仕方ないので無理のないくらいに頑張ってください! (2017年11月2日 16時) (レス) id: efefd20e2f (このIDを非表示/違反報告)
ももたろす(プロフ) - この作品大好きです(;_;)これからも頑張ってください応援してます! (2017年10月21日 23時) (レス) id: 2734e17d0f (このIDを非表示/違反報告)
残念なイケメン系女子(プロフ) - 良いですね!!ヤンデレ三日月!!やっぱり三日月って眼が恐そうなイメージあります!! (2017年10月16日 1時) (レス) id: 3a6694e634 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紀ヒロ | 作成日時:2017年10月1日 23時

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