はたちあまりみっつ ページ25
その後お医者さんが家にきた。
そのお医者さんは、なんと霊感もあるらしく、私の町では頼れる名医的な存在だとか…
医者「お邪魔します…あ、そちらのお嬢さんですね？」
貴「はい、」
そう言うと、居間に通して、診察が始まる。
色々と質問をされた。
医者「なるほど、ひとつ言っていい？」
突然医者の目の色が変わった。
貴「はい…？」
医者「お嬢さんの後に、ずっと男の人が居るんだけどね？髪の色は多分その人の影響だと思う。後ろの彼も同じ髪の色をしているから…」
男の人？青い髪…？
私はうっすらと人物が頭の中に浮かんだ。でも顔が思い出せなかった。
医者「これはどちらかと言うと、霊的な現象だと思っていいと思うよ…」
祖母「何とかなりませんか？」
祖母が心配そうにお医者さんに尋ねた。
お医者さんは難しい顔をした。
お医者「ん〜…お嬢さん後にいる方の力が強すぎて、私にはどうする事も出来ないです…」
お医者さんは申し訳なさそうに頭を下げた。
祖父「知り合いとかでもいないしなぁ。そういう人…」
祖母「そうねぇ…」
するとお医者さんは思い出したように、あっと言う。
医者「私の知り合いで、一人その様な仕事をしている方がおります。話してみますね。」
そう言うと、祖父が頭を下げ、お医者さんは廊下へ出た。
祖母「もう少しで解決するよ、きっと。それまで我慢できるかい？」
私は黙って頷いた。
数分後、お医者さんが戻ってきて、知り合いの方がこちらに来てくれることになった。
約2時間後…
「こんにちはー」
玄関から声がして、見に行けば、数人の男性が祖父母に挨拶していた。
どうやらかなり大掛かりな作業らしく、家では出来ないので、とある神社に連れていかれた。
鳥居を潜った瞬間、誰かが私の髪の毛を後に引っ張った気がした。
お医者さんの知り合いである。瀬木さんは、この神社の神主だそうだ。
だから陰陽師のような格好をしていたかと納得した。
神社の拝殿の中に入ると、急に具合が悪くなった。
私の顔の色がどんどん青くなっていることに気づいた瀬木さんは、何度か気遣ってくれた。
拝殿の真ん中に座らされて、手を合わせる。
瀬木さんや、その他数名の方達に囲まれて、寒気がした。
いよいよ瀬木さんによる霊視が始まった。
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舞美(プロフ) - この作品好きです最高ですありがとうございます。これからも無理せず頑張って下さい(スライディング土下座) (2018年4月16日 17時) (
レス) id: 255c96dc1d (このIDを非表示/違反報告)
にゃんちゅー - 面白すぎてやばいです。。。はよ続き見たくて仕方ないので無理のないくらいに頑張ってください！ (2017年11月2日 16時) (レス) id: efefd20e2f (このIDを非表示/違反報告)
ももたろす(プロフ) - この作品大好きです(；＿；)これからも頑張ってください応援してます！ (2017年10月21日 23時) (レス) id: 2734e17d0f (このIDを非表示/違反報告)
残念なイケメン系女子(プロフ) - 良いですね!!ヤンデレ三日月!!やっぱり三日月って眼が恐そうなイメージあります!! (2017年10月16日 1時) (レス) id: 3a6694e634 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紀ヒロ | 作成日時：2017年10月1日 23時
