とをあまりやっつ ページ20
貴「何買うの?」
万屋へ向かって歩いている
何を買うのか正直分かってなかったので、お母さんに聞く。
和桜「あら、言ってなかったかしら…琴音が現世に帰るための御札を買いに行くのよ。そうしないと、帰れないからね。」
貴「そっか…もう二度とこっちには来れないの?」
小狐丸の手を握りながら聞く。
和桜「そんな事はないと思うわよ。ねえ?!小狐丸!」
お母さんは少し慌てて小狐丸を見る。
小狐丸「え?!えぇ…と…やはり、ぬしさまはまだ幼き身ですので、現世でしっかり学問を学んでおく必要がありますので…えっと…」
貴「そう…」
小狐丸「雪様、何故私に…」
和桜「言葉が出てこなかったのよ!」
小狐丸「なんと?!」
石切丸「あはは…」
お母さんと小狐丸を横目に微笑している石切丸さん。
三日月「…」
石切丸「おや?どうかしたのかい?三日月」
三日月「…いや、少し考え事だ。」
その時、彼が何を考えていたのかは時が経てば理解できる
小狐丸「ぬしさま、つきましたよ」
貴「ここが万屋?」
和桜「さてと、御札はっと…」
小狐丸とお母さんは二人で御札を探すのに集中していた。
肝心の私はぬいぐるみを見つめていた。
石切丸「琴音さんも、やはりこういうものには目がないかな?」
突然影が出来たので後ろを振り返ると石切丸さんがいた。
三日月「琴音はそのぬいぐるみとやらが欲しいのか?」
いつの間にか三日月さんもいた。
貴「いえ、欲しいわけでは…それに、家にありますので」
石切丸「そう言えば、あったね。可愛らしいぬいぐるみ。」
三日月「そうだったのか?」
貴「はい!あれは私の宝物ですので…」
三日月「宝物…か、」
和桜「あぁ!いたいた!琴音!御札買ったから帰るわよ!」
石切丸「もう買ったのかい?!はやいね。」
石切丸さんは少し驚いていた。
小狐丸「さぁ、本丸に戻りましょうか。」
小狐丸が手を差し出したので、私も握る。
帰りは全員でしりとりしながら戻った。
本丸に戻る頃にはもう日が落ちてしまった。
その後、お母さんは歌仙さんと燭台切さんに軽く説教されていたが、私は気にせず部屋でまた絵を書いていた。
小狐丸「ぬしさま、私はお風呂へ行きますが、ぬしさまはどうしますか?」
貴「お風呂?…う〜ん…私も入ろっかな〜」
小狐丸「わかりました。では準備出来たらお呼びください。」
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舞美(プロフ) - この作品好きです最高ですありがとうございます。これからも無理せず頑張って下さい(スライディング土下座) (2018年4月16日 17時) (レス) id: 255c96dc1d (このIDを非表示/違反報告)
にゃんちゅー - 面白すぎてやばいです。。。はよ続き見たくて仕方ないので無理のないくらいに頑張ってください! (2017年11月2日 16時) (レス) id: efefd20e2f (このIDを非表示/違反報告)
ももたろす(プロフ) - この作品大好きです(;_;)これからも頑張ってください応援してます! (2017年10月21日 23時) (レス) id: 2734e17d0f (このIDを非表示/違反報告)
残念なイケメン系女子(プロフ) - 良いですね!!ヤンデレ三日月!!やっぱり三日月って眼が恐そうなイメージあります!! (2017年10月16日 1時) (レス) id: 3a6694e634 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紀ヒロ | 作成日時:2017年10月1日 23時