とをあまりいつつ ページ17
ゴク…ゴク
ぬしさまは少しずつ水を飲んだ。
私達はそれを安心したような表情で見ていた。
乱「よかった、少しは落ち着くかな」
薬研「恐らくはな」
秋田「よかったです」
前田「琴音さま、他に何か欲しいものなどはありませんか？」
平野「僕達に何なりと！」
ぬしさまは少し微笑む。でも未だに震えは止まらない。
『小狐丸って暖かいね』
ぬしさまは顔を埋めながら話し始めた。
和桜「今戻ったわ…琴音の様子は？」
清光「琴大丈夫？！」
乱「今、お水をあげたら少し落ち着いたよ！」
今剣「琴音よかったです！」
石切丸「琴音の健康を祈祷して来たよ！」
和桜「ありがとう。みんな」
大倶「琴音の具合はどうだ」
燭台切「コーンスープを作ってきたよ。」
蛍丸「蒸しタオル持ってきたよ！」
山姥切「これで少しでも汗を拭くといい。」
和桜「みんなありがとうね、もう大丈夫だから、休みなさい」
するとみんなはそれぞれの部屋に戻って言った。
和桜「三日月、戻らないの？」
三日月はまだそこに座っていた。
三日月「眠れないのだ。もう少しだけここに居ても良いか？」
和桜「良いけど、小狐丸は？」
小狐丸「私は大丈夫です。」
三日月はまた私の前にきて、ぬしさまの頭を撫でた。
ぬしさまは少し怯えていたが、先程よりも大分落ち着いてきていた。
三日月「小狐丸、そろそろ俺にも抱かせてくれぬか？」
小狐丸「しかし、ぬしさまは…」
そこまで言った瞬間。
またあの殺気を感じ取った。
間違い無く、三日月から出ている殺気だった。
顔はわらっているが、目は一瞬足りとも笑っていない。
さっさと寄越せと言われているような気がした。
私は雪様を見て、雪様も心配そうに頷いた。
私は渋々三日月にぬしさまを託した。
ぬしさまを抱いた瞬間、三日月は愛おしいと言わんばかりの瞳に変わって、ずっとぬしさまを見つめていた。
私達はその光景をずっと見ていた。
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舞美(プロフ) - この作品好きです最高ですありがとうございます。これからも無理せず頑張って下さい(スライディング土下座) (2018年4月16日 17時) (
レス) id: 255c96dc1d (このIDを非表示/違反報告)
にゃんちゅー - 面白すぎてやばいです。。。はよ続き見たくて仕方ないので無理のないくらいに頑張ってください！ (2017年11月2日 16時) (レス) id: efefd20e2f (このIDを非表示/違反報告)
ももたろす(プロフ) - この作品大好きです(；＿；)これからも頑張ってください応援してます！ (2017年10月21日 23時) (レス) id: 2734e17d0f (このIDを非表示/違反報告)
残念なイケメン系女子(プロフ) - 良いですね!!ヤンデレ三日月!!やっぱり三日月って眼が恐そうなイメージあります!! (2017年10月16日 1時) (レス) id: 3a6694e634 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紀ヒロ | 作成日時：2017年10月1日 23時
