漆 ページ9
貴「っ？！それは…？！」
私は背中に変な汗をかいた…。
三日月「あぁ、あの時Aに渡したものだ。なかなか付けてくれないものだから、Aの部屋から持ってきた。」
貴「…っす、すみません…」
私は三日月宗近様の顔を見れなかった。
三日月「そんなくらい顔をするでない。」
そう言いながら私の首にネックレスを付けた。
貴「ありがとう…ございます」
すると三日月宗近様は満足したかのような表情で私を見ていた。
三日月「似合っておるぞ。Aよ…それにしてもいつまでそこにいるつもりだ？」
三日月宗近様は、突然降りてある所をじっと見つめはじめた。
貴「…？」
すると雑草の中から黄色い着物を着た男の人…いや、神様が姿を現した。
「やれやれ、あなたには通用しませんね」
貴「？」
三日月「何しに来た？小狐丸」
小狐「あなたがなかなか帰ってこないから、また道に迷っているのだろうと思って迎えに来た迄です。まあ、道に迷ってはなかったようですけど…」
そう言って、私の方に歩み寄る。
小狐「お久しぶりです。Aさま…私は小狐丸。お会いでき、誠に光栄でございます。。」
貴「は、はい…」
小狐「それにしても、なぜこんな所に？」
三日月「今剣と遊んでいたのさ…まぁ、その、なんだ…？」
小狐「居なくなった隙を狙って御自分の神域に連れてきたと…？」
貴「え？！神域？！」
それを聞いて私はびっくりしてバランスを崩し木から落ちた。
三日月「あなや？！」
小狐「Aさま？！大丈夫ですか？！」
貴「いたたた…」
ん？あれ？
みると自分の手が透けていた…
そして周りに先程まで咲いてすらなかった彼岸花が私を囲っていた
三日月「気付かれたか…」
小狐「そのようですよ」
三日月宗近様と小狐丸様は私から少し離れると、ただ、目を細めて笑っていた。
視界が暗くなった。
その時、ふと三日月宗近様の声が聞こえた。
「一ヶ月後、そなたを迎えに行く」
え？…一ヶ月後？１年後じゃなくて？
そう思いながら、重い瞼をゆっくり閉じた。
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猫耳 - ヤバイ、急なお父さんでびっくりだし魂ないっていってるしなんかヤバイ(語彙力の低下) 更新頑張ってください！！！ (2018年1月9日 0時) (
レス) id: 348a926bb7 (このIDを非表示/違反報告)
ドール - とっても面白いです！更新楽しみにしてます！！！ (2017年12月24日 22時) (レス) id: 95fcd541ff (このIDを非表示/違反報告)
紅桜 - 魂 が 無 い だ と … ！ ？ えっ、夢主はどうなるんですか…！？気になります…！更新頑張って下さい！ (2017年12月15日 8時) (レス) id: 087b770101 (このIDを非表示/違反報告)
まんばちゃん(前野さん)LOVE - 続き面白かったなのです！まさか石切丸が三日月の見方をしたのは驚いたです続きたのしみにしています (2017年9月1日 0時) (レス) id: ee1f2d2d7b (このIDを非表示/違反報告)
紅桜 - 一番三日月さんの言うことを聞かなそうな石切丸さんが…三日月さんを手伝っただと…！？どういう風の吹き回s((続き楽しみにしてますね★← (2017年8月15日 1時) (レス) id: 087b770101 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紀ヒロ | 作成日時：2017年3月9日 0時
