参 ページ5
三日月宗近という神様が出て来た瞬間
村のみんなが一斉に頭を下げる。
私も焦って真似した。
「三日月宗近様！この生贄を捧げますので！どうか！この村をお捨てにならないでくだされ！」
村長がすごく声を荒らげていた。
村の人たちも次々にお願いする…
私は、怖くて母にしがみついた…
三日月「ただ人間を差し出せば良いという訳では…」
三日月宗近様の声が途中で途絶えた。
「どうしたんだい？三日月」
緑の服の神様が三日月宗近様を不思議そうにみる。
そして、ゆっくりと私の方へ歩みだした。
私は何故か身体が動かなかった。
村の人たちも騒ぎ出す。
母は三日月宗近様と目が合っている私に気づくと慌てて前に出た。
母「なりません！三日月宗近様！この子は私のたった1人の娘です！渡せません！」
母は、震えてる声で必死に訴えた。
三日月「退けろ…お主に用はない。」
村長「三日月宗近様に従いなさい！出ないとこの村は！」
母「村なんかよりも自分の娘の方が大事です！！」
貴「お母さん！」
三日月「そこを退けろ…」
すると母は村の人に取り押さえられてしまった。
母が居なくなると三日月宗近様は、私の元にしゃがみこむ
三日月「顔を上げよ」
さっきの声とはだいぶ違う優しい声がした。
私が顔を上げると三日月宗近様は目を細めた。
そしてゆっくりと頭を撫でられた。
貴「え…？」
三日月「名は？」
貴「えっと…A…です」
三日月「そうか、Aか…お主にピッタリな名だな。」
そういうと三日月宗近様は、私の手を優しく握って手の甲に口付けた。
そして聞きたくない言葉を聞いてしまった。
三日月「我はAを欲する。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1299人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「刀剣乱舞」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
猫耳 - ヤバイ、急なお父さんでびっくりだし魂ないっていってるしなんかヤバイ(語彙力の低下) 更新頑張ってください！！！ (2018年1月9日 0時) (
レス) id: 348a926bb7 (このIDを非表示/違反報告)
ドール - とっても面白いです！更新楽しみにしてます！！！ (2017年12月24日 22時) (レス) id: 95fcd541ff (このIDを非表示/違反報告)
紅桜 - 魂 が 無 い だ と … ！ ？ えっ、夢主はどうなるんですか…！？気になります…！更新頑張って下さい！ (2017年12月15日 8時) (レス) id: 087b770101 (このIDを非表示/違反報告)
まんばちゃん(前野さん)LOVE - 続き面白かったなのです！まさか石切丸が三日月の見方をしたのは驚いたです続きたのしみにしています (2017年9月1日 0時) (レス) id: ee1f2d2d7b (このIDを非表示/違反報告)
紅桜 - 一番三日月さんの言うことを聞かなそうな石切丸さんが…三日月さんを手伝っただと…！？どういう風の吹き回s((続き楽しみにしてますね★← (2017年8月15日 1時) (レス) id: 087b770101 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：紀ヒロ | 作成日時：2017年3月9日 0時
