弐拾肆 ページ26
ソウヤ「ひぐれ?例えあなたがAを神域に連れていったとしても私には通用しませんよ?」
ひぐれ「げっ!!」
貴「んぅ…朝?…」
ひぐれ「あ?あぁ、起きたのか」
ソウヤ「おはようございますA朝ではないですが」
目が覚めるとひぐれとソウヤ様の顔がドアップで見えた。
この瞬間母の事を思い出した。
貴「お母さん…」
ひぐれ「…」
ソウヤ「…」
貴「はっ!ひぐれ!降ろしてぇ!」
ひぐれ「わ?!はいはい」
私は降ろしてもらい、頭をポリポリ。
ソウヤ様を見ると何処か切ない顔をしていた。
貴「ソウヤ様?」
私がソウヤ様の顔をのぞき込むと慌てて笑顔に戻った。
ソウヤ「さてと、戻りましょうか」
そう言うと先に入っていった。
私が慌てて追いかけようとしたらひぐれに腕を掴まれた。
ひぐれ「Aはさ、帰りたい?母の元に…」
その瞬間、私は目を見開いた。
貴「そりゃぁ…帰りたいよ」
そう言うとしばらく間が出来てしまった。
貴「ひぐれ?」
するとひぐれは、首を横に振る
何でもないと
ひぐれ「戻るか…!」
貴「?うん!!お風呂ォォ!!」
ひぐれside
風呂と叫びながらAは、戻って行った。
庭に1人になった途端、心臓がバクバクいいだした。
緊張とか、そんなんじゃない。
痛い…ほんとに痛いんだ。
「Aの事逃がすつもり??」
突然俺の頭の中に声が入ってくる。
奴だ。
小さい頃にAを5年間も自分の神域に閉じ込めていた…
ひぐれ「うる…せぇ!!オレは…っ!Aには…幸せに…なって欲しいだけだ!!!」
するとまたさらに心臓が痛くなった。
「キミの願いなんて聞いてねぇよ…そんなの知ったこっちゃないしね。」
ひぐれ「お前には渡さねぇよ!!うっ!!」
ソウヤ「ひぐれ?」
はっ!
ソウヤさんが来た瞬間痛みが消え、声も聞こえなくなった。
助かった…
ソウヤ「どうしました?」
どんな事があろうと
ひぐれ「いいえ…大丈夫です。」
Aは、渡さねぇ…
ひぐれ「ゆうひ…」
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猫耳 - ヤバイ、急なお父さんでびっくりだし魂ないっていってるしなんかヤバイ(語彙力の低下) 更新頑張ってください!!! (2018年1月9日 0時) (レス) id: 348a926bb7 (このIDを非表示/違反報告)
ドール - とっても面白いです!更新楽しみにしてます!!! (2017年12月24日 22時) (レス) id: 95fcd541ff (このIDを非表示/違反報告)
紅桜 - 魂 が 無 い だ と … ! ? えっ、夢主はどうなるんですか…!?気になります…!更新頑張って下さい! (2017年12月15日 8時) (レス) id: 087b770101 (このIDを非表示/違反報告)
まんばちゃん(前野さん)LOVE - 続き面白かったなのです!まさか石切丸が三日月の見方をしたのは驚いたです続きたのしみにしています (2017年9月1日 0時) (レス) id: ee1f2d2d7b (このIDを非表示/違反報告)
紅桜 - 一番三日月さんの言うことを聞かなそうな石切丸さんが…三日月さんを手伝っただと…!?どういう風の吹き回s((続き楽しみにしてますね★← (2017年8月15日 1時) (レス) id: 087b770101 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紀ヒロ | 作成日時:2017年3月9日 0時