【100票記念番外編】同期と買い物行ったらカオスになった ページ42
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どうもこんにちは、時瀬Aでございます。
今回は悟、硝子、傑のさしす組と買い物に来ている。
・・・でも、
『少し・・・早く来すぎたかなぁ』
集合は十時三十分だが、今の時刻は十時。
初めて友達と遊ぶからちょっと張り切りすぎたな・・・
因みに今の私の格好は白のカーディガンにTシャツ、黒のジーンズ。
髪は後ろで結んでいる。
ついでにどうでもいい情報だけど、包帯はなるべく見せないように服はダボッとしたものを選んでいたり、髪の毛で右目の包帯が隠れるようにと工夫していたりもする。
取り敢えず暇だから手のささくれを弄っていると、前方から声がかかった。
「そこの可愛い子〜!」
・・・うん、私ではないな。
「君だって〜」
いや、違う。私じゃない()
「聞いてる〜?」
・・・うるさいなぁ。
声のうるささに負けて顔をぱっとあげると、そこには案の定チャラチャラした男が立っていた。
うわ、何この定番なナンパ男。
そんなことを思っていたらガシッと左手首を捕まれた。
・・・毒と掴み方のせいで痛みが3倍増しぐらいなんだけど
「いま・・・『すみません友達と約束がありますあなたと遊ぶことは出来ませんので今すぐお帰りくださいさようなら(ノンブレス)』・・・まだ何も言ってない」
うん、こういうのは無視を決め込むのが一番だ。
そう思った私はぼうっと足元を見つめる。
「ねえ聞いてるー?」
『・・・』
・・・
「聞いてんの買って聞いてんだよこのアマ!!」
はい出ましたナンパ男定番の唐突な怒り〜
「おいテメェだよ!!!」
『あー・・・
正当防衛っ♡』
「っったあああああぁああ!?」
ガコォン、というものすごい音が鳴って、男が悶絶する。
私が今何をしたのかと言うと・・・
『わあ、チョップしただけなのにお兄さんめっちゃ弱いね!』
チョップです()
『お、覚えてろよ!!!』
男はそんな捨て台詞を残して去っていった。
すごい・・・捨て台詞までもがベタだ・・・
そんなことを思いながらぼうっとして十分後、傑がやってきた。
「ん、Aが一番か」
『あー、うん。ちょっと張り切りすぎちゃって?
・・・そういやさ、聞いてよ傑・・・』
私がさっきあったナンパ事件のことを話すと、傑は脳筋な解決方法だね、と苦笑した。
・・・普通の反応だよね
その後に硝子、悟が待ち合わせ場所に来た。(悟は遅刻)
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干し芋様 - 無関さん» ありがとうございます!!面白いと言って貰えて良かったですw更新頑張ります! (2021年12月13日 20時) (レス) id: 82356caa87 (このIDを非表示/違反報告)
無関 - すげぇ面白かったです!! (2021年12月11日 17時) (レス) @page41 id: dbba37e842 (このIDを非表示/違反報告)
干し芋様 - 紅さん» めっちゃくちゃ嬉しいです!!更新頑張ります! (2021年8月5日 20時) (レス) id: 82356caa87 (このIDを非表示/違反報告)
紅 - 神作品まさに神作品 (2021年8月3日 22時) (レス) id: 15d4b06566 (このIDを非表示/違反報告)
干し芋様 - そう言って貰えて嬉しいです…!応援ありがとうございます、頑張ります! (2021年7月8日 20時) (レス) id: 0f667d0daa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:干し芋様 | 作成日時:2021年5月28日 20時