一章 転校生 ページ5
Aside
先生に教室へと案内され、暫くそこで待つ｡
少しして先生の声が掛かったので、意を決して教室に入る｡
そこに居たのは如何にもガラの悪そうな白髪のサングラス男とにこにこと笑みを浮かべる黒髪の男｡
もう一人はショートカットの女の子だった｡
なかなか個性的なメンバーだなぁとか思いながら歩を進め、教卓の前で立ち止まる｡
『時瀬Aです｡ よろしくお願いします』
少し微笑みつつ自己紹介(と言うには内容が薄すぎる気もするけど)をする｡
一番最初に名乗ってくれたのは黒髪の女の子だった｡
｢家入硝子でーす｡反転術式使えるから怪我した時に来てね｣
『家入さん･･･かぁ｡よろしく』
家入硝子･･･覚えておこうっと｡
次に声をあげたのは男の方の黒髪｡
｢夏油傑｡呪霊操術が使える｡よろしくね｣
呪霊操術もあんまり聞かないなぁ･･･
というか笑顔が胡散臭い気がする･･･
｢よろしく｣
とりあえず言っとこ｡
そうして最後の白髪の男に目を向ける｡
私が入ってきたら色々五月蝿そうだなぁと思っていた人だったが、白髪は何も言わない｡
そうして暫く静寂が辺りを包んでいた時、白髪は私の顔をまじまじと見て言った｡
｢お前、六眼で視ても術式とかなんも視えねェんだけど｣
サングラスを上げて、青い透き通った瞳をかっぴらいて私のことを見る姿に、全員が無言になった｡
.
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干し芋様 - 無関さん» ありがとうございます！！面白いと言って貰えて良かったですw更新頑張ります！ (2021年12月13日 20時) (
レス) id: 82356caa87 (このIDを非表示/違反報告)
無関 - すげぇ面白かったです！！ (2021年12月11日 17時) (レス) @page41 id: dbba37e842 (このIDを非表示/違反報告)
干し芋様 - 紅さん» めっちゃくちゃ嬉しいです！！更新頑張ります！ (2021年8月5日 20時) (レス) id: 82356caa87 (このIDを非表示/違反報告)
紅 - 神作品まさに神作品 (2021年8月3日 22時) (レス) id: 15d4b06566 (このIDを非表示/違反報告)
干し芋様 - そう言って貰えて嬉しいです…！応援ありがとうございます、頑張ります！ (2021年7月8日 20時) (レス) id: 0f667d0daa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：干し芋様 | 作成日時：2021年5月28日 20時
