以毒制毒【呪術廻戦】

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五条side


朝登校して夜蛾に言われたのは転入生が来ることだった｡

女だという事も聞いた｡


めんどくせぇ｡


絶対俺にベタベタしてくんだろ｡

どうやって振り切ろうか｡



そんなことに思考を巡らせていたため周りの声が耳に入っていなかったが、扉の開く音でそれを切り上げる｡



入ってきたのは白髪のチビ｡



待て、俺と被ってる｡

･･･まあ俺には勝てないだろうし、雑魚だな(断定)




チビは教卓の前で立ち止まるとニッコリ笑って言った｡



｢時瀬Aです｡よろしくお願いします｣



時瀬｡


聞いたことも無い苗字だ｡名家ってこともなさそうだな｡元パンピーか？

ベタベタタイプじゃないしまだマシか｡



ってか此奴術式言わなかったな｡仕方ないしこの五条様直々に視たろう！((



そう思ってサングラスをズラす｡





ただ、此奴を視ても、何もみえなかった｡


無｡


術式どころか呪力量までもが視えない｡


まて、そんなはずない｡



目を凝らしたら視えんだろ！



そう思ってよーく目をよく凝らしたらうっすら紫色の何かが視えた｡



でも術式に繋がるものは何も見えない｡




此奴の術式はなんだ？


そんな疑問で満たされた俺は必死に考える｡



見えないのはなんでだ？


今まで見えなかったものはなかったはず｡





｢お前、六眼で視ても術式とかなんも視えねェんだけど｣






あ、やべ



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ベタベタタイプ(ぶりっ子)

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