友達。 ページ4
安田side
朝の一件があってから、今日は何も起こらなかっ
た。
僕は平和を堪能しながら、中庭で昼食をとっていた。
「久しぶりの平和だぁ……。」
僕は今日、すこぶる調子がいい。
お弁当はなくなっちゃったけど、ありったけの小銭で買ってきた焼きそばパンは、とってもおいしい。
「なあ、なあちょっと!!」
後ろから声がして、振り向くとそこには…
知らない人が、ふたり。
「だっ……だれ、ですか…？」
「そんな怯えんといてーや。俺、横山裕。
大倉の友達なんやけど、そんで、朝の！朝見てて！俺！」
「よこ、うるさい。しつこい。」
色白さんと、タレ目で、八重歯の人。
「ひなひどいわあ。そんなうるさないて、なぁ？」
横山さんが、しょんぼりした目でこっちを見る。
「あっ…あ、はいっ」
僕が慌ててうなずくと、横山さんは満面の笑みに変わった。
「あっ、そんでな、話のつづきやねんけど！
さっきそこ歩いてた時な、朝のおーくらすごかったわぁ、ってひなとはなしててん！
そしたら安田くんが見えて！…見えて！」
「あっ、は、…はいっ！」
「アッ、えっと…つまりな、あんな…。」
横山さんは、八重歯さんをちら、と見る。
「…ちゃんと話まとめてから話さなあかんで。
…よこ、きみと仲よくしたいねんて。
悪い人とちゃうから、仲ようしたってな。
あ、俺、村上信五な。よろしく！」
村上さんは手を伸ばしてきて、僕も手を伸ばすと村上さんはにかっと笑って僕の手を握った。
「そう！それが言いたかってん！さすがひな分かってるわぁ。
ほんで、よろしくな、安田くん！」
「あっ、よ、よろしくお願いしますっ、！」
僕がそう言うと、横山さんは笑って、
「敬語なんて使わんくてえーから！！な！」
と僕の肩をばしばし叩いた。
「…よこ、つぎ数探やで。」
「…あっ！？あかん！！
えっと、ほな、安田くん！俺らもう行くわ！
またゆっくり話そ！」
「あ、う、うんっ。…あ、ありがとう、！
…横山くん、村上くんっ。」
横山くんと村上くんは、よし、と笑って廊下をばたばたとかけて行った。
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ぺち∞(プロフ) - るるるんぽ。さん» わああありがとうございます(；ω；)大好きなんてもったいないお言葉…！気まぐれ更新ですがこれからも読んでくださると嬉しいです！ (2018年3月30日 23時) (
レス) id: 06bcb8eea5 (このIDを非表示/違反報告)
るるるんぽ。(プロフ) - ぺちさん初めまして！話の内容といいキャラクターといい、とっても大好きで毎回更新楽しみにしてます♪この作品大好きなので応援してます(^o^)o (2018年3月30日 0時) (レス) id: 91c099f594 (このIDを非表示/違反報告)
ぺち∞(プロフ) - 詩暖さん» そう言っていただけて嬉しいですありがとうございます(；ω；)ふざけた小説ですがこれからも読んでくださると嬉しいです！ (2018年3月28日 12時) (レス) id: 7c6f0961e3 (このIDを非表示/違反報告)
詩暖(プロフ) - 初めまして。コメント失礼します。このお話、すごく好みドストライクです……!大倉さんの性格とか性格とか性格とか……(笑)更新楽しみに待ってます! (2018年3月28日 7時) (レス) id: ffbdb76744 (このIDを非表示/違反報告)
ぺち∞(プロフ) - 黒雪 アリスさん» ありがとうございます！少しずつ更新していきたいと思っています、がんばります！ (2017年12月30日 14時) (レス) id: 06bcb8eea5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぺち∞ | 作成日時：2016年11月8日 20時
