電話。 ページ20
村上side
5限が終わって、ヨコとすぐに保健室に来た。
なのに、
「なんでおらんねん…。」
安田くんはもういなかった。
「ヨコ、電話は？」
「あっ、そや。」
胸ポケットからスマホを取り出して、ヨコが電話をかける。
俺はヨコの電話もとに耳を寄せて、話を聞く体制をとった。
「…あっ、もしもし、安田くん！？」
4コール目で安田くんが電話に出た。
「どこに行ってん、心配したやんか！」
『…ごめんな、』
「いや謝らんでもええけど…どこにおんの？」
『僕、横山くんと村上くんと、友達やめるわ。』
「えっ、…いきなりどうしてん。」
『なんか…つかれてん。
きらいやねん、横山くんも、村上くんも、大倉くんも。』
だから、ばいばい。そう言って電話は切れた。
「…なんやねん…。」
「ヨコ…」
泣きそうな顔をするヨコに、『大丈夫？』と声をかけようとしたところで、6限のチャイムが鳴る。
「…ヨコ、行こか。」
「…おん。」
ヨコの背中をぐいぐい押しながら、俺たちは保健室を出た。
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ぺち∞(プロフ) - るるるんぽ。さん» わああありがとうございます(；ω；)大好きなんてもったいないお言葉…！気まぐれ更新ですがこれからも読んでくださると嬉しいです！ (2018年3月30日 23時) (
レス) id: 06bcb8eea5 (このIDを非表示/違反報告)
るるるんぽ。(プロフ) - ぺちさん初めまして！話の内容といいキャラクターといい、とっても大好きで毎回更新楽しみにしてます♪この作品大好きなので応援してます(^o^)o (2018年3月30日 0時) (レス) id: 91c099f594 (このIDを非表示/違反報告)
ぺち∞(プロフ) - 詩暖さん» そう言っていただけて嬉しいですありがとうございます(；ω；)ふざけた小説ですがこれからも読んでくださると嬉しいです！ (2018年3月28日 12時) (レス) id: 7c6f0961e3 (このIDを非表示/違反報告)
詩暖(プロフ) - 初めまして。コメント失礼します。このお話、すごく好みドストライクです……!大倉さんの性格とか性格とか性格とか……(笑)更新楽しみに待ってます! (2018年3月28日 7時) (レス) id: ffbdb76744 (このIDを非表示/違反報告)
ぺち∞(プロフ) - 黒雪 アリスさん» ありがとうございます！少しずつ更新していきたいと思っています、がんばります！ (2017年12月30日 14時) (レス) id: 06bcb8eea5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぺち∞ | 作成日時：2016年11月8日 20時
