なつかしい夢。 ページ12
安田side
気が付くと僕は、なつかしい景色の中にいた。
小さなすべり台に、ブランコ、そして大きな大きなくすの木。
そこは、小さい頃によく遊んだ公園だった。
そして目の前には、見覚えのある少年。
見たことはあるのに、名前だけが思い出せない。
『やす、やす今日はさ、だるまさんがころんだしよーや！』
僕はこくりと頷き、少年は嬉しそうに
『じゃあじゃんけんしよ！』
と言う。
じゃーんけん、ぽん、と差し出された手はパーとグーで、僕が負けだった。
『そしたら、やすが鬼な！』
僕はくすの木まで駆けて行き、少年は少し離れたところで、
『ええでー！！』
と手を振りながら叫ぶ。
僕は、くすの木に向き直って、静かに目を閉じた。
だれ、あの子はだれ。
ずっと遊んでた。
小さいとき家が近所で、僕はお母さんがいなかったからよく夕飯もごちそうになってた。
あんなに遊んだのに、名前が出てこない。
『なあ、やすーーーー？』
肩を揺すられて、はっと気が付くといつの間にか少年は僕の目の前に来ていた。
『あ…』
心配そうな顔に、笑顔で『大丈夫』と答えると、彼もくしゃ、と笑った。
何度も見たことのある笑顔だった。
『あ……！！！』
『え、やす？』
思い出した。
彼の名前は…
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ぺち∞(プロフ) - るるるんぽ。さん» わああありがとうございます(；ω；)大好きなんてもったいないお言葉…！気まぐれ更新ですがこれからも読んでくださると嬉しいです！ (2018年3月30日 23時) (
レス) id: 06bcb8eea5 (このIDを非表示/違反報告)
るるるんぽ。(プロフ) - ぺちさん初めまして！話の内容といいキャラクターといい、とっても大好きで毎回更新楽しみにしてます♪この作品大好きなので応援してます(^o^)o (2018年3月30日 0時) (レス) id: 91c099f594 (このIDを非表示/違反報告)
ぺち∞(プロフ) - 詩暖さん» そう言っていただけて嬉しいですありがとうございます(；ω；)ふざけた小説ですがこれからも読んでくださると嬉しいです！ (2018年3月28日 12時) (レス) id: 7c6f0961e3 (このIDを非表示/違反報告)
詩暖(プロフ) - 初めまして。コメント失礼します。このお話、すごく好みドストライクです……!大倉さんの性格とか性格とか性格とか……(笑)更新楽しみに待ってます! (2018年3月28日 7時) (レス) id: ffbdb76744 (このIDを非表示/違反報告)
ぺち∞(プロフ) - 黒雪 アリスさん» ありがとうございます！少しずつ更新していきたいと思っています、がんばります！ (2017年12月30日 14時) (レス) id: 06bcb8eea5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぺち∞ | 作成日時：2016年11月8日 20時
