1-Aの観賞植物水やり係【ヒロアカ】 (ページ1)

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そんな私がなんで雄英のヒーロー科に入れたかというと、運だ。

そう、運。

入試の時に敵を倒していたら、腕を捻ってもう倒せなくなりそこで雄英は諦めた。

そしてこのザコ個性、人に攻撃っぽいものは出来ても機械には通じない。

暇だったから他の私みたいな負傷者を保護していたら

そのなんだっけ、レスキューポイントが貯まってたまたま入学出来た。

「……っていう事ね爆豪君」

「てめぇ運で入ったのかよ！！！」

「いやいや、筆記はかなり出来てたから多分運じゃない」

「運って言ったのお前だろうが！！！」

爆豪君の目が更に吊り上がった。

戦闘訓練後、見た目ヤンキー爆豪君が

どうしてクソザコ個性なのに雄英に入れたのか罵って来たから

私がご丁寧に説明してあげたのである。

お礼を言ってくれても良いぐらいだ。

切島君が爆豪君を宥めに入る。

「まぁまぁ、おい爆豪落ち着けよ」

「うるせぇ！！！」

「お前が一番うるせぇよ！」

「そこの二人、戦闘訓練とは言えど授業中だ！」

そこに飯田君も加わって更にうるさい。

手が付けられなくなった私はこっそり蛙水さんの所に逃げる。

蛙水さんとは同じHコンビだった。常闇君もいたよ。

「個性が水蒸気と蛙ってぴったりじゃない？仲良くしようよー」

「えぇ、そうしてくれると私も嬉しいわ。梅雨ちゃんと呼んで」

「はーい」