付き合ってますけどなにか。 (ページ37)

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２７時限目ページ37

扉を開けた人の正体は全力で走って汗が額に滲んでいる拓弥だった

拓『A！』

私『拓弥、どうしたの？』

拓『どうしたの？じゃねーよ！お前らかAに攻撃したやつは』

私『ちょ、拓弥落ち着いて、今ゆっくり話してt』

拓『かばうなよ！お前らファンとかなんだか知らねぇけどよ、怪我させんじゃねぇよ！』

ＡＢＣＤ『ごめんなさいｯ！』

私『だから拓弥落ちt』

ｷﾞｭｯ

拓弥は話を聞かずにAを抱きしめた

ＡＢＣＤ『っ!?///』

私『ちょ、拓弥？』

拓『…ばか、あほ、どんだけ心配したと思ってんだよ』

抱きしめている腕の力が少し強くなり少し震えていた

私『…ごめん』

拓『あれだけ俺から離れるなって言っただろ、貰った物も１回預けるって』

私『だって紙切れで渡されたし大丈夫かなって』

拓『それでも！俺はお前がいなきゃダメなの知ってるだろ』

拓弥はいまにも泣き出しそうな震えた声をしている

私『知ってて当たり前』

Ａ『あの～』

Ｂ『お二人って』

Ｃ『もしかして』

Ｄ『本当に』

拓弥はAから離れて４人に向き直った

.

.

拓『付き合ってますけどなにか。』

ＡＢＣＤ『!?!?』

Ａ『本当に本当なんですか!?』

私『さっき言おうとしたんだけど拓弥が来たから』

Ｄ『じゃああの時から!?』

拓『ずっと前から』

Ｂ『ずっと前』

私『もぉ５年になる』

Ｃ『あの噂は』

拓『本当だけどなに』

ＡＢＣＤ『ぃ、いえ///』

Ａ『Aさん、本当にごめんなさい！』

私『いいよ、最初のカッター以外はちょっと楽しかったし』

Ａ『それは──…』