７分の１の一時を永久に (ページ3)

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その２ページ3

祐(やってられっかよあんなの
クソっイライラするなぁ！

…ん？こんな所に公園なんてあったんだ

…流石にまずかったな、ちょっと頭冷やしてから戻ろ)

祐基はブランコを軽く揺らしながら深いため息をついた

祐『はぁ～』

.

.

？『こんばんは』

祐『!?え？こん、ばんは』

音も気配もなく白いワンピースの女の子が突然声をかけてきた

多分年下だろう

？『驚かせてしまいましたね、すみません』

祐『いや、別に、君誰？』

？『申し遅れました、私はA Aと言います。どうぞお見知りおきを』

と女の子はお嬢様のようにお辞儀をした

祐『僕は村田祐基』

明『村田さん、何か悩んでますか？』

祐『祐基でいいよ、ちょっと友達と喧嘩しちゃってさ』

明『そおでしたか。その様子だと祐基さんは今罪悪感があるんじゃないですか？』

祐『うん、まぁ、朝からイライラしててさ、皆に一方的に言い過ぎて八つ当たりしちゃったなって』

明『皆、といいますと？』

祐『僕ね、グループで活動しててメンバーが他に６人いるの、ボーカル２人と僕含めたダンサー５人の７人グループ。超特急って聞いたことない？』

明『すみません、テレビなどは見ないもので。その超特急？の他のメンバー６人に八つ当たりをしてしまったと』

祐『うん』

明『じゃあ、謝る前にその人たちの良いところを再確認してみませんか？』

女の子はふわりと祐基に微笑みかけた

祐『再確認？』

明『はい、再確認』