濁す ページ8
「ねえ、どんな口実でバレー部マネージャーになれたかは知らないけど、あなた今日でもう終わりだからww」と笑い出す風愛ちゃん。
『なんで今日で終わりなの？？』とあえて言う。
バレー部に行く前だった。近くの席の子が一応と言ってバレー部の噂を教えてくれた。
" 男バレマネージャーには近付くな。男バレにも近付くな。近付けば虐め対象。退学にもなる。 "
そんな噂が流れているのだと。
そしてケロッとした顔で
「えっ？それは私が逆カッターキャーするから♡」と言って何処から取り出したのかわからないがカッターを取り出し、私の腕をカッターで切ってきた。
凄く早かった。こいつなんかの組織にでも入ってるのかと思うぐらいには。
そう思うのも束の間「キャー！！！！！」と風愛が叫ぶ。
そうして「なにがあったん」と言って駆け付けてくる男バレ部員。
「これは.......どういう状況や。」と初めには喋りだしたのは北さんだ。
『.......』私は敢えて無言で行く。
「あのっ、Aちゃんにｯ.......、あんまり侑くんと治くんにｯ....近付くなって、言われて、Aちゃんが自分の腕を切って....、私にカッターを渡してきてｯ、私どうすればよかったんだろｯ....、」
と、迫真の演技をする風愛ちゃん。
流石の私もそこまではしないよ。痛いのは兄さんとじゃなきゃ嫌だからね。
そして「やっぱりな。やっぱりおかしかったんや！！！急に入ってきたんも、風愛を傷つけるためやったんやろ！！」と怒鳴り散らかす宮くん。銀髪の方()
「やめろや。とりあえず太宰。話しがある。」と言う北さんの後について行く。
人気のない所で北さんは口を開いた。
「ほんとにアレは太宰がやったんか？？」
『北さんの想像に任せます。私はもちろんやってないと言い張りますけど。』
「そんな事言われたら自分がやりました。って認めることになるんやで」
『私はやってません。だけど信じるかどうかは北さん次第です』敢えて濁す。
ここで私がやったと言われても、もし風愛ちゃんが私の狙っている組織ならば都合が良い。手の上で踊せられるからね。
「.......、とにかく今の段階ではなんとも言えん。あんまり風愛と会うなや」と言い私らは部活に戻った。
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ディアブロ - 続き待ってます (5月1日 21時) (
レス) id: 93fa3720ae (このIDを非表示/違反報告)
遥 - 続き待ってます (3月26日 19時) (レス) id: 355ff4e6bb (このIDを非表示/違反報告)
メイデーア - 初コメ失礼します！この作品面白いですね。更新頑張ってください！ (3月5日 16時) (レス) @page19 id: 8fc649d94d (このIDを非表示/違反報告)
たろ - 終わりだとぉっ!？お願いします作者様！続きをお恵み下さいぃぃぃ🥺 (2023年2月26日 17時) (レス) @page19 id: b50d18fce3 (このIDを非表示/違反報告)
ヲタク - ハイキューと文ストどちらも大好きです‼続きが知りたいです‼待ってるので‼ (2023年1月6日 23時) (レス) id: cbec4f759d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にゃるる | 作成日時：2022年3月26日 23時
