きんぷり。【King&Prince】2 (ページ15)

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テーブルを囲むメンバーから少し離れた場所でガン見するように立ち止まってると

海人がこっちに気づいて、「あ！Aちゃん、終わった？」って

『うん、…』

永瀬「何してん？」

平野「おいでよ」

あの、

インタビュー内容がおかしいって思うのはわたしだけ？

『いやなんか、…近づきにくい内容だったから』

って言いながら渋々近づいて着席

何について話してたのか手元の紙に目線を落とすと

"他のメンバーに負けないマウント取ってください！"

って書いてある

『マウント？』

髙橋「あ、そう！俺ら今ね？誰が1番Aちゃんと距離が近いかマウント取ってたの」

はい？

永瀬「ま、結局俺よなって」

平野「は？」

岸「いやいやいや！そこはね？俺でしょ」

髙橋「何気俺なんだよね笑」

ジン「はいはいはいはい！お遊びはそこまで」

平野「遊んでねぇよ」

インタビュアーさんも良くこんな質問考えたわ

気まず…

永瀬「そうよ、俺らガチ勢よ？」

平野「Princeとは違うのよ」

岸「いや俺らだって本気ですよ、ねぇ！？」

ジン「その通り」

髙橋「マウント結局誰が勝ったの？」

平野「Aからして誰だった？…。あれ？」

密かに逃げてきた私はスタジオの隅のカーテン裏でのんびり

騒がしい男子は置いといて

平野「え！もう…誰がマウント王なんだか分かんないじゃん！」

永瀬「いや別にマウント取れるか勝負してたわけやないから笑」

髙橋「誰がAちゃんと近いかって話だよ」

岸「決着つかねーなぁ」

ジン「後日戦おう」

「「「笑」」」