きんぷり。【King&Prince】 (ページ37)

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半同棲ページ37

A

「昨日の紫耀からのLINE、まじで意味分からんかったわ」

って言って私にスマホ画面を見せてくるこの人で５日目

最終日を迎えたメンバーとの休日

最後の日は私から見て1番のかまってさんな廉

この人はもう週の半分くらい私の家に居て

なんならクローゼットのちょっとしたスペースに廉の泊まり用の服が置いてある

いきなり泊まりたくなったら服無いからもう置いてくわ、なんて許可も取らずに置いてったのが最初

半同棲、がピッタリな言葉

『メンバーそれぞれ遊びに来たから新鮮だったけど、廉に至っては普通だね』

永瀬「日常よな、これ」

って言いながら笑う

廉が家に来ても決まってすることはない

廉本人も特に無いらしく

強いて言うなら

『…あーあ…肩凝るわ』

うん、強いて言うならずっっっと引っ付いてくる

どこ行っても着いてくる

流石にトイレは無いけど←

ゲームしてても本読んでてもスマホ見てても

距離感バカな所にいる

あ、お風呂も無いわ

今日もいつも通り横からもたれかかって来たかと思えば

ウトウトし始めて

『…、眠いの？』

永瀬「…」

まだ完全には寝てないと思うけど

返事するのが面倒くさいような意識を飛ばすか飛ばさないかの瀬戸際にいる

『おーい…、寝るんだったら横になんなよ。身体痛めるよ』

永瀬「…やだ」

返事出来んのかい

首を振って拒否

子供か

『うん、じゃせめて布団はかけよう？取ってくるから』

永瀬「やだ」

即答…

これ段々と答えるの早くなってくるパターンよね？確実に

何言っても「やだ」なのよ、絶対