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３話 ページ4
まぁ、そんなことを言っても答えがわかる訳でもない。
取り敢えずは個性把握テストという名の体力テストに集中しよう。
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前を見ると、ちょうど５０mを始めていたところで。
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みんなそれぞれ個性を使って、常人では有り得ない記録を出している。
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「次、Aな。」
そう言う担任の声が聞こえて、白線のスタート位置に立つ。
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…あ、そういえば。
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個性をどう使うか考えてなかった。
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どう使おうか、と悩んだ結果。
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先生に少し待ってもらい、ボクのコースの砂の色を少し透明な、ライトブルーに変えた。
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作者名：nyaran7 | 作成日時：2020年2月10日 19時
