月柱は師範に褒められたい

廿漆 ページ33

『お世話になりました！』
千「さようなら！また来てください！」
煉「またな！」


煉獄さんの家を出て、師範にお土産のお団子を買ってから屋敷に向かう

『よしよし』

屋敷に帰ったら早速、煉獄さんに教わった対処法を試そう！
これでなんとかなるハズ
昨日ちゃんと連絡もしたし、怒られるようなことしてないし！

万が一失敗しても、今日は夕凪君いるしね！


・・・
　
だがしかし
気不味い事は気まずいのです

どうしようかなぁ
入っちゃっていいと思う？
まだ時間的に夕凪君来てないだろうし

後どのくらいだろう、、多分一刻たてばくるかな


し、師範とは夕凪君が帰ったら必然的に二人っきりになってしまうんだし
今のうちになんとかしておかねば！！
善は急げ！(使い方あってる？)←


ガラッ

『た、ただいま戻りました』

玄関の戸を開けても、師範が出てくる様子はない
まだ寝てるのかな？
寝起き悪い方だし

朝ごはん作って待ってれば、機嫌直るかな？
というか、まだ怒ってるんだろうか


とりあえず、自室に戻りたいけど、私の部屋師範の隣だし足音でばれるかなぁ
いや、今こそ訓練だと思って気配を消すのよっ！

よし、ここは冨岡さんみたいに凪っていこう←


『あれ？』

師範の部屋、戸が開いてる
これじゃ、師範が起きてたらばれちゃうなぁ
いや、別にばれてもいいんだけど・・・

ソロッと師範の部屋を覗き込むが、師範はいなかった

『任務でもあったのかなぁ』

少し安心して自室の方へ眼を向けると、また自室も戸が開いていた

『うおぁ！？』

自室に入るとそこには、私の布団に包まって寝ている師範がいた

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