疑問の答え ページ40
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女の子達は今すぐにでもジュンさんを探しに行きたそうだったけど、もう注文を済ませちゃってたみたいで泣く泣く諦めたようだった。
その後もジュンさんの話題は続いてる。
「確かよその大学行ってそっちで就職したんだったよね。うちのオッパがクォンスニョン先輩と今でも会ったりしてるんだけど、そう言ってたって」
「じゃあちょうど帰ってきてたのかなー。会いたいな、ムンジュンフィ先輩」
「うちらの青春だよね。彼氏とかできても先輩だけは特別だったもん！」
「うんうん、あの顔見れただけでその日１日幸せになれたもんね」
彼女達の話が興味深すぎて漫画なんか1ページも進まない。
今繰り広げられているのは私の知らないジュンさんの話だ。
もっと、もっと！何か楽しい話はない？そんな気持ちで耳をそばだてていると。
「でもさー、うちら見事に誰も三年間１度も話しかけられなかったね。告白してみたかったなー」
「無理無理、あの顔面を前にしたら緊張で吐くわ」
「それな。女子の先輩達すらなかなか話しかけられなかったらしいし」
「クールだって有名だもんね〜。男子の前では楽しそうなのにね」
「一度も彼女作ってなかったよね」
「勿体なすぎ〜」
予想外にも、納得できなかった疑問の答えをここで得る事ができた。
……は〜、なるほど。
顔が凄すぎて近寄れないって心理かぁ。
わからなくもないよね。
でも……クールってどういう事？
今は全くそんなイメージないけど、学生時代は尖ってたとか？
気になってもっとジュンさんのお話してくれないかなと期待していたけど、その後は全然違う話題に変わっちゃって。
結局私より先に食事を終えた彼女達は、新しい恋の話をしながらお店を後にした。
私もボリュームたっぷりのハンバーグランチを完食し、お腹一杯大満足。
お店の鳩時計が2時のお知らせをしたばかり。
さて、後１時間どうするかな。
食べすぎたし少し歩こうかな。
そう考えながらお会計を済ませてお店を出たら、ちょうど外からドアノブに手を掛けようとしていたジュンさんと鉢合わせた。
「えっ…どしたの？早かったね」
「うん、昼ごはん食べてパスポート取って、他に用事なかったから。Aちゃんの事気になったし」
少し息が上がってる。
走ってきたのかな。
「…一緒にこのへん、ちょっと歩こうよ」
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桜(プロフ) - bananalove0705さん» すみません、まだ空っぽなので一話でもアップできたらすぐにパス外しますね！少々お待ちください^ ^ (2020年4月10日 18時) (
レス) id: 5aafe05b98 (このIDを非表示/違反報告)
bananalove0705(プロフ) - 番外編のパスワード教えていただきたいです！ (2020年4月9日 23時) (レス) id: bc0232df0e (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - こゆきさん» コメントありがとうございます！楽しんで頂けてとても嬉しいです！頑張ってお話進めますね！ (2020年2月19日 17時) (レス) id: 5ee86f0a2e (このIDを非表示/違反報告)
こゆき(プロフ) - この話面白くて大好きです！ 更新がんばってください！ (2020年2月16日 23時) (レス) id: cf5519a127 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - めぐさん» コメントありがとうございます！繊細なんて嬉しい！なかなかスムーズに進みませんが、楽しんで頂けるよう頑張ります！これからもどうぞよろしくお願いします！ (2020年2月15日 2時) (レス) id: 5ee86f0a2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nyar
| 作成日時：2019年11月30日 1時
