肩を並べて ページ31
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暫くしてまたお客さんが増えてきて、店内はほぼ満席に近い状態。
スンチョルさんもジョンハンさんもミンハオも、それぞれ自分の常連のお客さんの接客に向かう。
「ジュニ、今日のところは仕事を教えるの無理そうだから帰っていいぞ。明日から早めに来て研修な」
「あ、はい」
ちょうど私達も帰ろうかって話をしてた時だった。
タイミング良くスンチョルさんにそう言われたジュンフィさんがチラッと私を見遣るから、
「そろそろお会計お願いします」
ジュンフィさんにアイコンタクトで外で待ってるねって伝えて会計を済ませ、ジヒョとお店を出た。
帰り際ミンハオに手を振ると、今日はジヒョと一緒だからか文句も言われず手を振ってくれた。
既に０時を回ったというのに、お店の外は人通りが多く賑やかだ。
週末って感じ。
「みんな素敵だったね〜！お話も楽しいしお酒も美味しかったし最高！」
「ホント？よかった、ジヒョ気に入って。また来ようね」
「うん！てかごめんA、もうちょっと話したかったけど終電がちょっとヤバそうだわ」
「あ、ホント？じゃあ一緒にタクシー…」
「あんたはジュンさん待たなきゃでしょ！私先に出るから！てわけで、また遊ぼうね！」
「あ、うん、気をつけてね！」
慌ただしくタクシーに乗り込むジヒョを見送って、私は一人、seventeenのお店から少し離れた場所でジュンフィさんを待った。
ほどなくして出てきた彼は、キョロキョロと辺りを見回し私を探す。
歩み寄って声を掛ければ、パッと花が咲くように笑顔になった。
「Aさん！お疲れ様！」
「お疲れ様、ジュンフィさん。今日楽しかったよ」
「うん、俺も！」
笑い合い、肩を並べて帰路につく。
いつもはタクシーか、ミンハオと二人で歩く道だ。
「ジュンフィさん髪染めたんだね。顔にあった傷とかも全然目立たなかったけど、もしかしてお化粧してる？」
「うん、面接終わってからジョンハニヒョンが全部してくれた。家近いからって連れて行かれて」
「へー、ジョンハンさん上手だね！面接上手くいって何よりだよ。おめでとう」
「ありがとう！あ、それでね…色々あって。ごめん……Aさんの家でお世話になるって、スンチョルヒョンとジョンハニヒョンには話しちゃった」
「あ、そうなん…え！？そうなの！？」
びっくりして足を止めた私に、ジュンフィさんも一歩先で立ち止まり振り返る。
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桜(プロフ) - bananalove0705さん» すみません、まだ空っぽなので一話でもアップできたらすぐにパス外しますね！少々お待ちください^ ^ (2020年4月10日 18時) (
レス) id: 5aafe05b98 (このIDを非表示/違反報告)
bananalove0705(プロフ) - 番外編のパスワード教えていただきたいです！ (2020年4月9日 23時) (レス) id: bc0232df0e (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - こゆきさん» コメントありがとうございます！楽しんで頂けてとても嬉しいです！頑張ってお話進めますね！ (2020年2月19日 17時) (レス) id: 5ee86f0a2e (このIDを非表示/違反報告)
こゆき(プロフ) - この話面白くて大好きです！ 更新がんばってください！ (2020年2月16日 23時) (レス) id: cf5519a127 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - めぐさん» コメントありがとうございます！繊細なんて嬉しい！なかなかスムーズに進みませんが、楽しんで頂けるよう頑張ります！これからもどうぞよろしくお願いします！ (2020年2月15日 2時) (レス) id: 5ee86f0a2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nyar
| 作成日時：2019年11月30日 1時
