Utopia (ページ45)

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…45… ページ45

…you

＿AM8:50

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

ついに時間が来てしまった

ユウたちを泣きながら送り出したあと
リビングでずっとボーッとしていた

父「A…マネージャーさんが迎えに来てくださったよ。」

ﾏﾈ「アンニョンハセヨ。Aさん荷物を持ってこちらへ…」

一緒に行けば私の夢はもう一度…

でもあの日死なせてしまった私のせいで

そんな私が夢を叶えていいんだろうか

父「A…夢を諦めないでくれ。これは父さんもお母さんも一番に思っていた。お母さんはずっと誰よりもAの夢を一番に応援してる…兄妹たちの夢と願いも絶対忘れるんじゃないよ？」

『お父さんっ…！本当に、本当にいいの？お母さんは本当にそう思ってるの…？だって私は、私のせいでお母さんは…っ！』

お父さんは優しく私を抱きしめてくれた

父「お母さんは天国で今も本当に思っているよ。そしてA……Aのせいでお母さんは死んだんじゃないんだ。だからもう二度と夢を諦めるな…」

ﾏﾈ「…Aさん。そろそろ行きましょう。」

『お父さんっ！！…毎日ちゃんとご飯食べてねっそれとちゃんと気をつけてねっ、あと…っ！』

父「あぁっ、わかっているよっ…っう」

ﾏﾈ「…キムヨンギさん、娘さんを大事に預からせていただきます。何かあれば事務所の方や社長、マネージャーである私にご連絡頂ければ対応させてもらいます。」

父「娘のAをこれから…どうぞよろしくお願いします。友人である彼にもよろしくお伝えください…！！」

私はそのまま車に乗った

車内から見える父の姿を最後まで

目に焼き付けていた

『お父さん、お母さん、ユウ、カイ、リク、ソラ、ナギっ、、、私っ、、頑張るからっ覚悟決めたからっ………』

ﾏﾈ「…………………、事務所まで少し時間があるのでもし眠かったら寝ても構いません。着きましたら起こします。」

『…はいっ、』

マネージャーさんは気を使ってくれたのか
寝てもいいと言ってくれた

昨日はまともに寝れなかったせいか
車の揺れと共に睡魔がやってきて

私はいつの間にか寝てしまった

ﾏﾈ「…？…寝たな…」

prrrrrr＿prrrrrrrrr＿ﾌﾞﾁｯ

？「ヨボセヨー？」

ﾏﾈ「お？ﾎﾝｼﾞｭﾝか？今Aを乗せて向かってる最中なんだけどもう少しで着くから」

ﾎﾝｼﾞｭﾝ「はーいっ」