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…father
生放送の収録が終わり次の仕事へ向かうため
事務所の人と一緒に車に乗る
父「ちょっと公開し過ぎたかな、？」
父ﾏﾈ「急に言い出すもんだからびっくりするだろうよ。会社にはどう言えばいいんだー」
父「私が直接言うよ、その時一緒に居てくれればいいさ」
父ﾏﾈ「呑気だなお前はー。」
父「長い間私の情報を非公開でずっとやってきたが…このまま俳優仕事が続けられると思うか？」
父ﾏﾈ「まぁ確かにそうだな。これでまたある意味有名になるな、忙しくなるぞ！」
父「ｱｯﾊﾊそうだな。」
娘のAが電話の最後話していた
【私の夢はアイドルになって家族を幸せにする事でした】
これを聞いて私は複雑な気持ちになった
Aの夢と子供たちの夢を応援するために妻と子供たちを連れて韓国へ移り住んだ。
すべてが幸せで順調だったんだ
ものすごく幸せだったんだ
だがあの財閥のせいで…アイツのせいで…
私の妻 家族 幸せ 全てを 奪ったんだ
ある日突然、無理矢理Aを連れ去ろうとしたんだ。これからの未来も奪おうとした
私も妻もいづれ何か起こると分かっていた
最悪なことに、連れ去ろうと近づいた財閥の車は私の妻を引いたんだ
妻はきっとAが連れ去られる前に、引かれそうだったのを感じて庇うように死んでしまったんだ。
それからだ
Aは妻が死んでしまった日から
変わってしまったんだ
アイドルという夢を諦めたのか歌を歌わなくなり、ダンスもほとんどしなくなった
そして、泣かなくなったんだ
私はどうすればいいか分からなくなり
Aがしたいように自由にさせてきたんだ
私があの時Aともっと寄り添ってあげれば良かったと後悔しても遅い
＿＿「お疲れ様でした！これで以上です！」
＿「クランクアップです！お疲れ様でした！」
父「長い間お疲れ様でした！この作品…このドラマに参加出来て光栄でした！またいつか皆さんとご一緒にお仕事が出来ればと思います！ありがとうございましたー！」
ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ
今回も無事ドラマ撮影は終了した
父ﾏﾈ「お疲れだな！これでまた当分は少し休みがある。次のスケジュールまではゆっくりしてくれー」
父「あぁ！ありがとうな」
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作者名：猫太 | 作成日時：2020年5月18日 5時
