悪魔で死神の僕は、何故か異能力とかいうのが使える世界にやってきた。( ﾟ ρ ﾟ )［文スト］［黒執事］［男主］

第二十話 その執事、召喚 ページ22

A「それで、この世界にやって来たんですか〜」

セバス「はい。あ、グレルさんが探しておりましたよ？」

うわっ…
絶対、仕事サボったって思われてるパターンのやつじゃん。
最悪……。

セバス「しかし、…この世界は一体？」

A「この世界は…――」

僕が、どうやってこの世界にやって来たのか。
天界や、魔界に行けない事。
探偵社の事。

とにかく、僕が、昨日今日で分かった事を、全て話した。

この世界に対して僕が思っている事も。全部。

セバス「…ありがとうございます。……異能力ですか…」

そう云い、何か考え込むセバスチャンさん。

僕は、少しだけ、スン…と、息を吸った。
すると、セバスチャンさんのいい匂いが鼻の奥に届く。
先程までシエル君と居たからなのか、シエル君の香りもほんのりとした。

嗚呼…落ち着く…。

知ってる人が此処にいる…、
其の安心感って…こんなにも凄いんだ…。

正直、一寸、寂しさがあった。
天涯孤独の身になるのかな、とか。

A「そういえば、セバスチャンさん、シエル君と田中さんは何処に居るんですか？」

セバス「先程から探してはいるのですが、中々見つからなくて…。
光に呑まれたのは、その二人もなのでこの世界に居ると思うのですが…。
宜しければ、Aさんも、手伝っていただけないでしょうか？」

A「勿論、良いですよ！」

セバスチャンさんの頼み事だよ？
断る訳ないじゃないかっ

あ…、でも僕、敦君に今追われてるしな…。
どうしよ……。

いっその事、敦君にも手伝ってもらっちゃう!?((


A「…！」


いきなり、セバスチャンさんから物凄い、殺気の様な…
ドロドロとした気配が感じ取れた。

こういう時は、シエル君がセバスチャンさんを呼んでいる。
…もしかしたら、危ない目に遭っているのかも…っ!?

セバス「…おや……。坊っちゃんがお呼びなので、私は行って参りますね。
Aさんは田中さんの捜索をお願い致します。では」

そう云って、セバスチャンさんは ギラリ と悪魔な目を輝かせながら、
建物の上を軽々と駆けて行った。

シエル君何があったんだろ…。
あの子は、一々目を使ってセバスチャンさんを呼び出したりしなさそうだから、
絶対に何かある。

…でも、セバスチャンさんが行ったから大丈夫だな。

僕は、田中さんを捜すことにした。

其の頃、少年はというと…→←第十九話 その執事、出現

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

バーベキューセット

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーな場所

カフェ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す