悪魔で死神の僕は、何故か異能力とかいうのが使える世界にやってきた。( ﾟ ρ ﾟ )［文スト］［黒執事］［男主］

第十九話 その執事、出現 ページ21

気付くと僕は、飛び出していた。

国木田「お、おい!!何処行くんだ小僧!!」

敦「Aくん!!？？」

僕を呼ぶ声が遠ざかる。
だが、其の声は、店の扉により閉ざされることになった。

今はそれどころではない。

あの燕尾服の男…。
セバスチャンさん以外に誰が居るというのだ。

僕がセバスチャンさんを間違える訳が無いし、何よりも…
場違いな格好をしていたのだ。

確か…、こっちに歩いてたハズ…!!

敦「Aくーーん!!何処〜〜？」

ヤバ…！今、敦君に見つかったら、絶対連れて行かれるよな…。
折角、仲間が現れたのに、捜索を諦めるのは絶対に嫌だ。

気配を察知するには、僕の場合、
悪魔になりたての、まぁ…赤ん坊の様なものなので、
少し立ち止まって集中する必要があるゆえ、
今の様な状況には正直向いていない。

あぁぁ…何処に行ったんだ!?


A「!?」


突然、抵抗出来ない程物凄い力で腕を掴まれ、
薄暗い路地裏へと、連れて行かれた。

…もしかして…

僕の腕を掴む、汚れ一つ無い純白の手袋をした、大きな手。
其の手を辿り、腕、肩、首と、一つ一つ、確認しながら
ゆっくりと僕は、顔を上げてゆく。

やっぱり、この人は……

A「セバスチャンさん!!!会いたかったです!!」

セバス「ｼｰｯ！そんなに大きな声を出されては、
此処に居る事がばれてしまいますよ？」

A「すみません…。ていうか、どうして知ってるんですか？」

セバス「Aくーーんと叫ばれていたではありませんか」

A「あ、確かに。
…あの、どうやって此処に？」

セバス「実はですね…」

×××

――其れは、馬車で何時ものように移動している時のこと…。

シエル「はぁ…」

セバス「おや？坊ちゃんが溜息とは…。珍しいですね」

シエル「ソーマ…、奴がどうしたら離れるかと思ってな」

セバス「折角のお友達ですのに…」(´・ω・｀)((←

シエル「五月蠅い。あんな奴に毎日抱き着かれてみろ！」

セバス「でも、ちゃんと遊んであげているではありませんか」

シエル「…丁度、僕も暇していただけだ…！」


――そんな、雑談をしていた時、事は起こった。


田中「ううぅ!?!?」

セバス「田中さん!?……っ!?これは……」

シエル「？…!?何だこれは!!」


――突如、馬車が、目も開けられない程眩い光に包まれたのだ。

×××

・△・○・△・○・△・

ワハハ((
最高13位ですって(´；ω；｀)ｳｯ
ああありがとうございます!!!＜(_ _*)＞
コメも嬉しかった…

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