悪魔で死神の僕は、何故か異能力とかいうのが使える世界にやってきた。( ﾟ ρ ﾟ )［文スト］［黒執事］［男主］

第十三話 ページ15

皆さんこんにちは。こんばんは。おはようございます。
Aでございます。
今は何処かに移動中でーす。

敦「同僚の方に救援を求めなかったのですか？」

太宰「求めたよ。
でも、『死にそうなのだ』
と助けを請うた時何と答えたと思う？」

あぁ、此れは…
もう、あれしか無いよね。

A「死ねば良いじゃん」

太宰「御名答」

やっぱりな。
僕も、多分、そう云ってたよ。

敦「ところで、今日は何処へ？」

太宰「うん。君達に、仕事を斡旋しようと思ってね」

僕と敦君は其れを聞くと、目を合わせた。

「「本当ですかっ!?」」ﾊﾟｧｱｧｧ

…まぁ、仕事しなくっても、お金くらい出せるけど…
流石にあれかな？自分で稼いだ方が良いかな？
うん。自分で稼いだ方がいいね。
罪悪感あるしね。

あれ…僕ってお金…要らなくない？
まあいいやー。この世界を知るチャンスだし、頑張って働くわ。

太宰「任せ給えよ。我が名は太宰！
他の信頼と民草の崇敬を一身に」

国木田「此処に居ったかァァァ!!!!
この、包帯無駄遣い装置!!!
非常事態だというのにぃぃ!!!」

A「ブフォォ！」

太宰「国木田くぅぅん……今のはどうかと思う…
A君笑わないでおくれようぅぅ…」

だって！包帯無駄遣い装置だよ!?
絶対笑うって!!

ほら、今頃敦君も笑って…


…ない……。

なんか、さっきよりもひどい顔してるんですけどーー

太宰「国木田くん、あんまり怒鳴ると`ぢ’になるんだよ？」

国木田「な、何っっ!?本当かっ!?」ｶﾞｰｰﾝ

太宰「メモしておくといいよ」

そう云われ、国木田さんは、理想と大きく書かれた例のあの手帳に
黒い万年筆で書き込んでゆく。

太宰「噓だけどねっ」ﾆﾔﾘ(￣▽￣)

ﾊﾞｷｨｨｯ

うわっ、折った!!万年筆折った!!
すっげぇ力!!!
ていうか、良くインク飛び散らなかったな…。

敦「あの！『非常事態』って？」

国木田「そうだった!!」

いや、非常事態なの忘れちゃ駄目でしょ。
敦君がさっきから話し進めてくれてない？

敦君本当良い子だね…。

〜〜〜

？「嫌だァ……もう、嫌だ………」

――探偵社に爆弾魔が人質を連れて探偵社に籠った。

国木田さんからそう云われ、僕らは急いで探偵社に向かった。
どんな、いかつい男が居るのかと思えば、
こんなにも腕や足が細く、ひょろりとした青年が居るとは…。

そんな青年は、『ガタガタ』という効果音が付きそうなほど震え、
社長を出せとかぼやいている。

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