吸血鬼の希望 ページ14
ぺらり、ぺらり。
ふわぁ、ふ…
淡々とページをめくっていくのも眠くて仕方ない。
半分くらいは読んだけれど、
もう誰だっていいじゃない、
と思ってしまう。
ぺらり、ぺらり…ぺらり、ぺらッ!
えっ。
ページをめくる手が動かない。
あたしの瞳は一箇所に止まった。
写真が貼ってある。
間違うはずがない。
まあるい黒髪に、赤い綺麗な瞳。
あたしの心はもう決まった。
この先は、見なくてもいいと思ってしまう。
りんね「お父様っ。決めたわ!」
父「騎士をつけるのか?」
りんね「ええ。あのね、この、リツっていう方にしてくれる?」
父「嗚呼、わかった。朔間凛月、だね。」
朔間凛月。
それが貴方の名前なのね。
あの日の吸血鬼さんにまた会えるなんて、
あたし、本当に幸せすぎるわ。
それに、今度はずっと一緒にいられるのね。
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寝る子(プロフ) - にゃんこへ 久しぶりです、覚えてますか?シャルラとかミラとかの人です。気づいてくれるかなぁ…… 小説、読んだよー! (2020年8月14日 13時) (レス) id: fadce6c5d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:せいにゃん*すとろべりー | 作成日時:2018年8月13日 0時