黄色いチューリップ (ページ43)

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ｐｒｒｒｒ

涼『もしもしA？どうした？』

A「あのね、もう関わるのやめたい。」

涼『なんで？急にどうしたの？俺は嫌だよ。』

A「涼の事信じるの疲れた。」

涼『俺Aの為ならなんでもする

だから関わるの辞めるなんて言わないで。』

A「涼、涼は私のこと何も見えてないよ。

昔のように涼のこと好きな気持ちは

もう少しも残ってないの。』

涼『本気で言ってるの？

Aがどうしてもっていうなら

今の奥さんとの離婚だって考える。

俺はAと一緒にいたい。』

A「もう無理なの。ごめんなさい。」

涼『あいつ？』

A「へ？」

涼『あいつのこと好きになったの？』

涼は今までにないくらい穏やかな声で

私にそう尋ねてきた。

A「うん。」

涼『そっか、それじゃあしょうがないね。』

A「涼ごめんね、今まで楽しかったし

すごく幸せだった。結婚できなくても

一緒にいるだけでいいって思うほど好きで、

そんな風に思わせてくれてありがとう。」

涼『信じてもらえないと思うけど俺も

Aの事本当に愛してた。

いっぱい傷つけてごめん。

あいつなら大丈夫でしょ。幸せになれよ。』

そう言った涼の声は掠れていて

泣いているようだった。

A「本当にありがとう。

さようなら。涼も元気でね。」

涼 A「『ばいばい。』」

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