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宮下さんが嘘ついてるだけだよね？
涼は信じていいって言ってたし大丈夫。
絶対大丈夫！
大丈夫…だよ、ね？
宮下さんにあんな風に言われて、
何も言えず立ち去ってしまった。
自分のデスクに戻ったが、
不安になる。
涼のこと信じないと。
息がつまりそう。
ハァハァ、あぁ、これやばいやつだ、
うまく息が吸えない。
頑張って呼吸しようとすればするほど
苦しくなる、呼吸が早くなる。
手足が痺れる。
誰か、たすけて…。
優斗『A！？どうした？』
A「ハァ、ゆ、と、苦し、い。」
優斗『救急車！？救急車呼ぶ？？？
A〜俺どうしたらいいんだよ〜泣』
作間『えっ！優斗さん、この状況何ですか？
Aさん！？ゆっくり息しましょう？』
優斗『作ちゃん！昼行こうとしたらAが
急に息荒くなっちゃって…
俺、俺どうしたらいい！？
救急車呼ぶ？ねえ、作ちゃん！！！』
作間『優斗さん！！！
まず優斗さんが落ち着いてください。
救急車は必要ないです。』
優斗『わ、わかった。』
作間『Aさん？ゆっくり息しましょう。
大丈夫です。僕の呼吸に合わせてください。
はい、吸ってーはいてーもう一回
吸ってーはいてー、うん、大丈夫だから。』
背中をさする作ちゃんの手が心地いい。
呼吸がだんだん落ち着いてきた。
作間『よくできました。』
そう言って作ちゃんは私の頭をなでる。
作ちゃんって本当によくできた子だな。
ありがとう。
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作者名：にゃんぽよ | 作成日時：2018年11月23日 21時
